しょーせつ
かなり久々でのぞいてくださってる方々には申し訳ないですが、やっとまた、去年3月あたりの個人用日記抜粋。 いきなりだが、うちの会社内のショップでは、自社製作の家電製品が置いてあって、そのなかにTVがある。 で、そのうちの1台が、映像及び音響レベ…
久々ですが、去年2月のぶんの個人用日記抜粋。 このころはまだ書いてる量少なかったので一ヶ月まとめて。 090216結局私は本当の本当に「私だけ」の問題には向き合いたくないのだった。ここにも、一度も書いたことがないのだった。(中略)それだけ恥ずかし…
去年1年間、自分用に書いてた日記の一部(いや、大半)を公開しようと。 それはこれまでのことが完全に「物語化」した自覚があるからであり、また、 「こういう脳内修羅場やループを繰り返したのちにほんとに人は心の平安を得ていく」 という事例のひとつと…
たがが外れたようですw 小説は書いても書いても人にほとんど見せませんでしたが、たがが外れた。 1年半前くらいに書いた習作。 暇なときにでもどーぞ。 ここから出ようという結論が、アレックスの中でおだやかに姿を現した。 妻が去ってから三年間、こだわ…
僕らは食事に行ったのにふたりに見えているのは同じ白い紙なのかということばかり確認しあっていた。 それは白い紙でなくてはならなかった、赤の定義も青の定義も共有するとなると僕らには危うく、かろうじて白ならば「何もない」という説明が通りそうだった…
コメントありがとうございます。 おへんじはまたのちほどm(_ _)m また実験的な試作のようなもの断片。 君は自分の体が嫌いだ不要だと言うのだが、ほんとに不要なのは精神のほうなんじゃないのかい? 精神がなければ自分の体を嫌うこともない。 生きにくいと…
少しずつ、書くこととか言葉へのこだわりから離れていきたい。 ひょっとすると、ひょっとすると、私は別に「書かないと生きていけない」とかいうタイプでもなく、もっと何か別の性質の人間かも知れない。 もっと、ふわふわしたものと言うか、まあありていに…
最後に四角で囲んだ追記あり。 SLIPKNOTのメンバー同士の恋愛妄想をしている人々を発見したぜ! しかし、私は男同士の恋愛系は苦手なんだよな、でも、それが好きだったら、仲間がいっぱいいたかと思うとさみすい(´・ω・`) いや〜、でも、やっぱり、そうだな…
CARCASSの話を書きたいと言っていたけど、まだバンドに関する知識が乏しいため、そしてまた、イギリス、リバプール、すえーでん等についてとかも調べたうえで書きたいので、まだまだ先になる。 ってそんなこと言ってるうちにCARCASSに興味なくなったらどうし…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 MACHINE HEADファン向け19. 「なに、それ」 しょんぼりしているのではない、冷静なゆえの落ち着いたロブの声に、デイヴは安堵した。サンフランシスコに戻ってから、すぐにロブのスタジオ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 18. 「2年前、日本でフェスがあっただろ。あのとき、ホテルが一緒だったのを覚えてるか? PANTERAとかもいたっけな……外国で普段の仲間に会うってのは、なかなかエキサイトするもんなんだ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 17. ケリーの表情は変わらなかった。 「教えてどうなる」 「そこから脱出できます」 「カギがないだろう」 「話してくれたら見つけてきます」 「交換条件のつもりか」 「偶然の産物ですが…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 16. 「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと」 デイヴは、一直線に建物に戻ろうとするホセの肩に手をかけた。10頭の犬とその向こうにいるケリーが視界の端に入った。 「アディオスってどういうこと…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 15. 木々で囲まれた広い裏庭に、動物園ばりに背の高いケージがあった。 その中に体躯たくましいロットワイラー犬が10頭、ケリーとホセの姿を認めると、尾を振って振って振りまくる。なか…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 14. 「パイその7はうまくないか、やっぱりターメリックがトゥーマッチか、しかしあのくらい入れないとかぼちゃ色にならない、じゃがいもに生クリームとターメリックとパプリカで色だけか…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 13. 玄関に出たのはケリーではなかった。 「ケリーさん、中、いる」 肌の浅黒い男は、アメリカ生まれでないのが明らかな英語でこう言って、デイヴを案内した。 ケリーは、窓の多い、解放…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 12. デイヴが3時間ほど車を走らせると、邸宅クラスの家が並ぶ地域に入った。 もともと道路区画が整然としているアメリカのなかでも、特に新しい街だからか、高級住宅地には規則的に家が…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 11. ポール・ボスタフの衝撃発言から1年が経ち、2003年春、ケリー・キングのMACHINE HEAD批判は、すでに言いがかりの域に入っていた。 2001年当初は、インタビューでヘヴィロックバンド…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 10. 「肘は本当に痛いんだよ」 そう言うポールの表情は明らかに苦笑で、渋々デイヴに従っていたロブは、デイヴに少し腹を立てていた。 決して広いバルコニーではないが、いちおうイスがあ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 9. キーワードは『ちぇけらメタル』だ。 デイヴはケリーの捨てぜりふを聞いて、確信した。 『ちぇけら』とは『Check it out』のことで、ラップの歌い始めなどでよく使われる言い回しであ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 8. 楽屋に入れないなら、ステージ裏にいるしかない。 だが、デイヴはケリーと対面したくてたまらなかった。 ロブも幸い正常に戻っているし、万が一しょんぼり病を発病したとしても、トイ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 7. 「ケリーさんは元気か?」 ロブは背の高い機材車のあいだを歩きながら、ポールに訊いた。 本当は、『ケリーさんに会う前におまえに会えてよかった、感謝している』と言いたかった。 こ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 6. 「いいか、おまえはMACHINE HEADのロブ・フリンだ」 乗ってきた白いタクシーが走り去ると、デイヴはロブに言った。 ミラノの宿泊先にいったんチェックインし、2人はSLAYERがライヴを…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 5. デイヴはロブになんと言っていいかわからず、しばらくグラスを揺らすことに集中していた。 本来ならば、『別に嫌われたっていいじゃん』とか『ネットのインタビューを信じるなんてアホ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 4. ケリーさん? これほんとにケリーさんが言ったの? インタビュアーがでっちあげたんだよね? あんなにMACHINE HEADのこと好きだって言ってくれたのに。 というような語りかけに、ロブ…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 3. 「何かあった?」 ロブが部屋の奥、丸いテーブル横にある椅子に座ると、デイヴは訊いた。自分はベッドに座る。 ロブはテーブルの上にあるノートパソコンのあたりに目を落としていた。…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 2. 7年前、MACHINE HEADはアメリカのヘヴィロックシーンに颯爽と登場した。その登場はメタル新時代の到来と評され、実際、その楽曲は強力だった。中心人物のロブ・フリンは、その個性的…
下記はSLAYERとMACHINE HEADを茶化すために書いたフィクションです。 1. デイヴ・マクレインは初め、それを空耳だと思った。 パリのホテルの一室、扉がノックされたような気がしたが、自分を呼ぶ声が続くわけでもなく、午前3時の静寂、今のはやはり空耳だっ…
まえっからここでたまに紹介していたSLAYERとMACHINE HEADを茶化す小説のようなものをupしますた。 これらのバンドや音楽のことが判らなくても読める作りになっています。 あらすじ ヘヴィロック界重鎮、SLAYERのケリー・キング。彼随一のお気に入りバンドだ…