断片試作

コメントありがとうございます。
おへんじはまたのちほどm(_ _)m
 
 
また実験的な試作のようなもの断片。
 

君は自分の体が嫌いだ不要だと言うのだが、ほんとに不要なのは精神のほうなんじゃないのかい?
精神がなければ自分の体を嫌うこともない。

生きにくいというほどでもないのだがね。
毎日這って前に進んでるような感覚だけは拭えないんだ、なぜか。

君は僕にそっくりだと思うんだけど、誰もそれを言わないのは何でだろう。
ねえ、僕ら、同じ顔じゃない?
どう見ても同じだよ?
でも何で誰も言わないの?
気味悪いよね。

とりあえず設定だけがある。
それが事実に即してるかどうかは重要ではない。
君はいつでも自由に自分の設定を変えられる。
昨日の君は今日の君とは違う。
今日の君は明日の君とは違う。
いや、中身は同じなんだとか、そういう陳腐なことを言うのはやめたまえ。
もうそんな時代ではないのだ。

設定という点を結ぶのが記憶で、きっと君の心を嬲り殺すのはその記憶のほうだろう。
肉体の設定は日々変えられる、その肉体が汚されようが破壊されようが、たいしたことではない。
だから忘れる手助けをしてやろうと言っているのだが、なぜそんなに怖がるかねえ。

何か、そんなような名前だった気がします。
東洋の?
見た目は確かにそうでしょうけど、両親にもよく判っていません。

みんなあの町には行くなと言うのだけど、私、あそこの出身なんだ。

これだけ集落が細分化されたら、方言か別言語か判らないものがそこらじゅうに生れる。
だがまあ、意志の疎通ができるかなんてことは、今や誰も関心なんか持たんだろう。
俺たちは俺たちが受け継いだものを守るだけだ。

 
↑の一部は夏くらいに見た夢から拾った。
自分は男性役だったけれど心はそうでもなく、むしろ、人の心を取り込んで生きてるような、奇妙な存在だった。
あ、もちろん設定は未来(夢のなかでも)。
んで、とても「設定」というコンセプトがテーマでありしかし曖昧だった。
今日の自分、明日の自分のありかた(設定)を外見的には選べるのだがそれが自我の崩壊を導くと気づかない人々、とか。
自分がなってた役も、そうなんだよな、人の心取り込んで瞬間瞬間を生きてるような感じで、そういう意味では自我のない生き物だった。
刑務所に入れられてて、看守の一人が自分にそっくりだといつも思ってて、
「似てるよね? 何で誰も言わないんだろう?」
と言ってる、気味悪いやつw
 
寝よう。