今日読んだ短編が怖すぎる件w

星をありがとうございますm(_ _)m stefano benniという作家のil nuovo libraioという短編を(残念ながら)辞書ひきながら読んだんだが超怖かった。 寝る前はいつも寝室のアロマランプ的なものだけつけてあとの電灯は消しちゃうんだけど、今日は寝室のふつー…

The Vampire Armand

↑のエントリだけじゃナンなのでアン・ライスの"The Vampire Armand"の感想。 と思ったのだが何かさっきからアレルギー性鼻炎がいきなり盛り上がってきてつれえよw なのでもうろうとしながら書くと、何だろうね、最近ちょうど、宗教や神というのは、人間と死…

「葉桜の季節に君を想うということ」

友達が、 「この本の最後について、どう思うか聞いてみたくて」 と言って貸してくれたのだが。 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05/10メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 204回この商品を含…

「MW」

昨日、「明日映画観る」と書いたのは、「MW」を念頭に置いてのことだったんですけど、何か上映時刻が微妙で、なんちゃって読書@図書館に切り替え。 と思って名古屋二大図書館のひとつである鶴舞図書館に行くと、休みだったorz ってか、私が思い立ってこの図…

「1999年以降」/「ヒュウガ・ウィルス」

予言者としてのヒトラーを考察するという、五島勉の「1999年以降」だが、読んでみた。 最終的に作者が言いたいことは、村上龍の「ヒュウガ・ウィルス」と同じだった。 ってのは、うん、けっこう大きな驚きだったかも知れない。 ヒトラーの予言なるものは、ノ…

アドルフに告ぐ

今日は図書館で本を物色、その後漫喫で手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を一気読みしてきた。 最後、最近騒ぎになっているイスラエル対パレスチナの話につながって、おお、タイムリーだぜと。 漫画では戦時中の日本の世情や雰囲気がいっぱい描写されていたが、…

笙野頼子/海底八幡宮

笙野頼子、面白すぎる。 文芸誌「すばる」を、どんな色の雑誌かなと買ってみて、ぱらぱらめくっていて、目に入ってきた文字の羅列の雰囲気だけで、強くひきつけられた。 のが笙野頼子。 「海底八幡宮」という小説、まだ途中読みだけれども。 あんまり、何が…

名誉か不名誉か

最も入眠を助ける音楽はコールドプレイ=英調査(ロイター) 引用。 ホテルチェーン大手のトラベロッジが宿泊客を対象に行った調査で、英ロックバンド「コールドプレイ」の楽曲が最も眠りにつくのを助ける音楽に選ばれたことが明らかになった。 「ロックバン…

読んだもの

全然書いてないな〜、いちおう読了したものを書いておくかな。 悪魔祓いの戦後史/稲垣武 戦後、日本の「知識層」がどれだけソ連を始めとする左側陣営の思想を都合よく振り回してきたかを検証する本。 まあしかし内容の半分くらいは私には難しかった。 ただ、…

発音記号つき辞書をゲト!

ロシア語の、発音記号つきの辞書をゲト! これ。 博友社ロシア語辞典 ↑で評判よかったから、市内の語学が充実している本屋に行ったら、実物が鎮座していた(・∀・)! で、中を見たら発音記号が! 感動にぷるぷる震えながら買いますた。 しかしロシア語は文法が…

Bret Easton Ellisについて思い出している

SLAYERファンならばBret Easton Ellisと聞いてピンとくるはずだ、ってほどでもねえかな、SLAYERがサントラに参加した「レス・ザン・ゼロ」の原作者なんでございますがね。 最近(でもないが)だと映画の「アメリカン・サイコ」の原作者、という説明が一番通…

龍の棲む家/玄侑宗久

本てか、「文学界」に載ってた中篇。 この人の言ってることにはとっても興味があるのだけど、小説の相性はよくない気がする。 「水の舳先」というのを数年前に読んで、こっちは嫌いじゃなかったけど、すごく面白かったわけでもないし、今回の「龍の〜」にな…

「QED 百人一首の呪」/高田崇史

推理もの。 ってか本来は推理ものがわたしゃ一番好きれす。 まあ、これは百人一首についての謎さえ解ければいいので、殺人事件のほうは、どうでもいいな。 そう言えば、こないだ私にとってスイッチがONになる話題のひとつに工作機械がある、とか書いたけど、…

「氷点」「続・氷点」/三浦綾子

会社の人が借してくださったもの。 ほんと〜〜〜に「人間」を描いてるよね。 最終的にはキリスト教の伝道本のようになってしまうのは、作者がそういう信条の人だからしょうがないが、よくぞ各登場人物の心情をあそこまで裏の裏まで書ききったもんだ。 と今さ…

まだ2冊しか読んでねえ〜

去年さいごのへんはもうメモってなかったけど、今年はとりあえず、まだ2冊しか読んでいませんっ。 ちなみに今、ハードボイルドな空気も吸収してみようと、「新宿鮫」を読んでいます、女性の描写はやはり「?」だけど(そんなに男性というのは胸ばかり見てい…

ホラーと拳銃

他ごとやりたいんやけど書いてかんと忘れる。 棲家 (ハルキ・ホラー文庫)作者: 明野照葉出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2001/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 誰が見ても不気味でしかない洋館にある一室が賃貸に出されてるんだ…

折原一〜プロレス

まずは私信ですが、メインサイト掲示板で意見書いて下さってる方々、ありがとうございました。今日はあちらは書かない予定なんですが、図書館に返却する期日がくるもので、ちとこちらは更新しまする。 螺旋館の殺人―『盗作のロンド』 (講談社ノベルス)作者: …

芥川龍之介全集、メモ

ちくま文庫の全集で、収録されてたものをメモ。 老年 青年と死 ひょっとこ 仙人 羅生門 鼻 孤独地獄 父 虱 酒虫 野呂松人形 芋粥 猿 手巾 煙草と悪魔 煙管 MENSURA ZOILI 運 尾形了斎覚え書 道祖問答 忠義 貉 世之助の話 偸盗 さまよえる猶太人 二つの手紙

藤原母子、哀川翔、etc.

最近読んでた本。祖国とは国語 (新潮文庫)作者: 藤原正彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/12/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (105件) を見る藤原正彦は先般、英語が小学校で必修に決定したときも苦言を呈していたが、こ…

読んだのメモ

全部感想書いてられへん、もう自分用メモとして今年読んだの並べる。一部ひとくちメモつき。 「不機嫌」と「甘え」の心理 なぜ人は素直になれないのか PHP文庫作者: 加藤諦三出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2004/05/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック:…

「下流」とか言ってると気が滅入るから「やきめし」ステイタスとでも呼ぼうぜ

最近マスコミが「格差」「格差」とうるさくなってきたので、何かヤツら魂胆あんのかなといぶかりつつも、実際気付いたら自分も立派にいわゆる「下流」に入ってたと自覚して数ヶ月経つわしです、まいど。(まだ諦めていはいねーけど。) 5年ほど前は、「勝ち…

仕事力を10倍高める速読トレーニング

栗田式仕事力を10倍高める速読トレーニング作者: 栗田昌裕出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2002/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る元々読むのは速い方だとは思うのですが、ここ数年、特に推理小説なんかだと犯人…

なぜ「わたし」が「偉人のぼけ」に腹を立てるのか

先日、こちらで町田康の、 まったくもって、偉人のぼけはなにをさらすのであろうか という文章が頭で繰り返されるので思わず口に出してしまう、というようなことを書いたが、突然この一文だけ引っ張り出しても彼の面白さはよく判らんと思うので、なぜこの文…

自堕落表現させりゃ日本一と思われる町田康

今日中国語レッスンまでの時間つぶしに本屋入って、目に入ったのが町田康の「夫婦茶碗」、これは以前友人から借りたことがあり、わしが読んだ初めての彼の作品である。 ちらりとみて、やっぱりおもろかったので、研究のためにも、買った。 この本は「夫婦茶…

人に好かれる話し方

BON JOVIってたまに聴くととてもいいですな〜。 久々に本の話。和田裕美の人に好かれる話し方-愛されキャラで人生が変わる!作者: 和田裕美出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2005/06/16メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 91回この商品を含むブログ (57件…

村上龍/五分後の世界

五分のずれで現れたもう一つの日本は、人口二十六万に激減し地下に建国されていた。駐留する連合国軍相手にゲリラ戦を続ける日本国軍兵士たち――。戦闘国家の壮絶な聖戦を描き、著者自ら最高傑作と語る衝撃の長編小説。 ――幻冬舎文庫背表紙より この本には、…

町田康/権現の踊り子

大分前から友人に借りてたの、やっと読了。 短編集で、「鶴の壺」、「矢細君のストーン」、「工夫の減さん」、「権現の踊り子」、「ふくみ笑い」、「逆水戸」収録。 これまで読んだ小説は「夫婦茶碗」と「人間の屑」だけで(あとは詩集)、こないだ映画で「…

サンボマスターに哀川翔、ってわはは

やっと注文した。 翔、曰く/哀川 翔(¥1,260)一応10年以上前からファンっすから。出演作3本くらいしか観たことないけど。 The Art of Happiness: A Handbook for Living/HOWARD CUTLER(¥1,613)本。ダライラマとの対話記録。 What Doesn't Kill You.../…

扉の影の女/横溝正史

珍しく本の感想でもいってみるか。 昭和50年発行、収録は表題(長編)と「鏡が浦の殺人」(短編)。 ここで書いたか忘れたけど、高校時代、横溝作品を読破するのが目標のひとつだった。 (全作品を手に入れるのが困難なため)まだ達成してないけど、古本屋で…

借りたものメモ

優しいサヨクのための嬉遊曲/島田雅彦 まだ途中だけど、全然読みやすいので驚いた。もっとずっとヘンだと思っていたので。 音楽と文学の間/ヴァレリー・アファナシェフ 「アファナシェフ」ってすっげー耳慣れた名前だと思ってたら、マライヤ・キャリーがすっ…