自堕落表現させりゃ日本一と思われる町田康

今日中国語レッスンまでの時間つぶしに本屋入って、目に入ったのが町田康の「夫婦茶碗」、これは以前友人から借りたことがあり、わしが読んだ初めての彼の作品である。
ちらりとみて、やっぱりおもろかったので、研究のためにも、買った。
 
この本は「夫婦茶碗」と「人間の屑」の2編が収録されているのであるが、主人公(語り部)はどちらもミュージシャンくずれで、定職もなく、思い立って始めることは奇天烈なことばかり、しかもそういったぎりぎりの生活の中でも頭の中の妄想・空想だけはおさまらず、正直それが主人公にとっての最大の不幸なのである。って感じ。
アーティストは大変だと思った。

 
まだ読み返し途中なので、読み返し終って気が向いたら感想書きます。
にしても今日地下鉄でこれ読んでいて、おもろすぎて笑いこらえるのが死にそうだった。初めて読んだときも、通勤電車で、思わず笑ってしまいヤバかったことがあったな〜。