「葉桜の季節に君を想うということ」

友達が、
「この本の最後について、どう思うか聞いてみたくて」
と言って貸してくれたのだが。
 

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

 
「おまwwwwwww」となるどんでん返し、ってかネタ明しは折原一が個人的に秀逸だと思うんだが、この本も「おまwwwwwww」度高かったな。
 
でも、ものすごくよいセリフもあったりして、途中笑いもあって、よかった。
東京が舞台で、また関東に行きたくなったお。
 
ところで著者の歌野晶午は、島田荘司のところに、
「これまで小説を書いたことがないのだが、推理小説家になりたい」
といきなりおしかけた人で、若いころの写真を見るととてもそういうことをしそうにない人なんだが、島田荘司の本でこの件について書いてあって、ずっと
「それで作家になれたとは、実際才能あったんやろうけど、どんな作品書くんや」
と思っていたので、読めてよかった。