アドルフに告ぐ

今日は図書館で本を物色、その後漫喫で手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を一気読みしてきた。
最後、最近騒ぎになっているイスラエルパレスチナの話につながって、おお、タイムリーだぜと。
 
漫画では戦時中の日本の世情や雰囲気がいっぱい描写されていたが、また戦争とかになったら同じような雰囲気になるとしか思えん。
軍国主義がどーのってより、みんな同じでなくてはならないのだ!! みんなで不幸にならなくてはならないのだ!! みんなで我慢しなくてはならないのだ!! という強い強い抑圧という点で。
心底この国は自分には合わんと思うわ。
 
ところでヒトラーと言えば、ヒトラーが数々の予言をしていて、すげえ的中してる! ということをノストラダムスの予言の解釈の本を書いてた人(五島勉)が本に書いてるらすいんだけど、ネタとして今日図書館で借りてきた。
どういう根拠とか発言記録から予言をしたと証明されるのかは本を読まないと判らないんだけど、本の裏表紙で、さっそく菊池秀行が「(これは)大胆な仮説に富んだ力作」と言っていて、その時点で「想像の世界か、おkwww」とおもた。
 
しっかしノストラダムスとか、今考えると何だったんでしょうね、あの騒ぎは。
あれも結局さあ、ほんと日本人ってみんなで一緒になって一時的に盛り上がるの好きだよね。
↑の話につなげてみたけどさ。
ってか、やっぱみんな一緒じゃないとできないんだと思うんだよな。
日本人は頭がいい! と力説する人がいるけど、確かに技術分野ではそうだろうけど、でもずっと私疑問だったんですよ、頭がいいのになぜ政治と行政がここまでダメダメなのか? と。
今思うに、何か、人の心が絡むところでは日本人ってからきしダメみたいね。
あと自分との対話とか。それをやらないから他人の心に関しても対処が苦手なんだろうな。
 
だめだ、漫画と全然関係ない話になってきた。
そう言えばここ何年かがんばって聖書を旧約から読んでるんだけど、ユダヤ人が嫌われるのも判るし、かと言って彼らが常に悪いわけでもないだろうし、世間には日ユ同祖論なんてのも水面下ではびこっててw、もう何かフリーメイソンイルミナティも宇宙人も山葡萄人も日本語朝鮮語同族説もエリア51も色んな説や色んな感情をすべてごちゃまぜにして「頭が混沌としてますwww」とかへらへら笑ってるくらいが一番いいな。
どーせ俺らには真実は知らされんのだから。