言語の発達

昨日↓、書いていて気づいたけど、私は多分、人が言語を話せるようになる過程に、興味があるんだと思う。
んで、たぶんやはり、歴史における言語の出現が究極的に興味があるのだろう。
 
外国語をかじってみると、当たり前だが、どの言語も複雑で、ある部分が単純かと思えば必ずそれを補う複雑な部分があり、あらゆる概念を表現できるようにできあがっている。
(ただ、タイ語インドネシア語等は時制がほんとに単純らしく、それを補うものがあるかはかじっていないので判らない。)
 
例えば、単語を並べるだけでも意志の疎通はできなくもないと思うんだが、人類はそうしなかった。
付属する活用、あるいは助詞、そしてまた時という概念、仮定という概念、その他もろもろを各言語で発達させていった。
 
 
ところで、仮定法だけど、私が現時点でみた言語ではどの言語も過去形にすることで仮定法にしてるんだが(あれ、中国語は違ったかも)、そういう、言語をまたがった共通性が非常に面白い。
そしてまた、仮定法にすることイコール丁寧さを表す、というのも、共通項としてあるようにみえる。
直接に表現しないことから婉曲、そっから丁寧さ、ということになったのだと思うのだけれども、そうなんだな、私は差異じゃなくて共通項に興味があるのだ、だから、語族が同じ言語で単語が共通するのは当たり前なのに、似てる、似てる、とつい喜んでしまうのだ。
 
時間も遅いのでこのへんで〜。