確かに常に危険と隣り合わせなのだ

けっこう広まっているのか否か判らんけど、この事件。

女性客を拉致し乱暴、ステーキ店の店長らを起訴

 
これで、さすがに「もう女ひとりで外食できない」なんて言うつもりはないが、少なくとも深夜になる前にすみやかに家に帰る、残業など仕方ないときはなるべく寄り道しない、普通の時間でも店に客がいないときは入らない、席は出口に近いところで、というような自衛策はとったほうがいいかも知れない。
うちの近所では以前、凶器を持った男が徘徊していた時期があり(深夜のみ)、それ以来、一般でもまだ早いと思われる時間の帰宅でも、最寄の駅からタクシーを使っている。
(だからライヴ帰りは駅からタクシーが多い。ちなみにこんなこと書きながら打ち上げ出てるやん!とつっこまれそうだがw、信頼してる人らがいると判断してるので出席してるのであるw)
 
まえ、OUTRAGEの丹下さんが、日記で、9時くらいに明るい道でたまたま女性の後ろを歩いていたら、女性が振り返って、自分を見つけると立ち止まり、自分を先に行かせた、自分はただ歩いてただけなのに犯罪者かと疑われたようで、気分がよくなかった、ということを書いていた。
確かに犯罪と関係ない男性からすると気分はよくないだろうが、たぶんこの女性は過去に何かいやな思いをしているのだと思う。遅い時間、暗い道で警戒するのは当たり前であり、時間が早くても、道が明るくても、(過去に何かあった女性は)警戒心を消せないだろう。
 
感覚は人それぞれだろうが、自分としては、女であることは不便である。基本が単独行動なので、「どんな時間帯でも女性ひとりは危険」という状況になったら、非常にめんどうだ。
まあ男性だから安全だということもないのだろうけども、女であるがゆえの、何かデフォで無力な感じ、これは小さな絶望だ。
護身術でも習えばいいのかも知れないな。
そう言えば昔は、ちょっと遅い時間になると、たまたま同じ駅で降りた、たまたま同じ方向に帰る人のあとに、つかず離れずくっついて歩いたりしていたな。前を歩いていた人は「つけられてる!」と不気味だったかも知れないがw
 
まあともかく、今振り返ると、「あのときはヤバかった」って場面は何度かある。女性ならみんなあるかも知れない。判らんけど。
一番危険だったのは、オーストラリアにいたとき、住むところを探していたときだ。
新聞や学校の掲示板などで「ルームメイト募集」告知をみて下見に行くのだけれども、一軒、「ひとりで行ってたら確実に襲われていたか殺されていただろう」という家があった。男友達と一緒に行ったので無事だったが。その友人も、その家を出るやいなや、「……ほんと自分がついてきてよかった」と呟いていた。
詳細はまた気が向いたら書きます。ってかこのことは前から何度か書こうと思ってたんだけど、なかなかうまい表現ができなくてねえ。「静かではあるがほんとに狂った人間の目」というのを生で見たのはあれが最初で最後だったのう。
 
というようなわけで、最初に紹介した事件に関して、いろいろ言われてはいるが、それはそれとして、「ったく女はめんどくせえよ」と愚痴りながらも自衛は万全にしましょう、というようなお話でした。
 
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