カッコイイ女はおひとりさま上手w

って本があるらしいですよ
 
何だ、この安っぽい雰囲気は。
カッコイイとか関係ねえんだよ、ひとりで行動してる女なんて、たいがい元来性格が一匹狼なんだと思うよ、こんな本があったりこんな定義したりこんなのに従ってる人らがいると思うと、逆にひとりで行動するのが恥ずかしくなるだろ、ばかやろう。
 
この本はおそらく「女は群れるものである」とか「女は男に依存するものである」という発想がもとにあると思うのだが、うるせー、ほんとにひとりが気楽なんだよ。あるいは誰かと行動しても、同じく単独行動発想の人が心地いい。
会社の食堂でも、周囲の女性の集団を眺めながら、「……めんどくさそうだなあ」と思ってひとりで食べてるよ。世間一般では単独で行動する女は寂しそうで恥ずかしいという考えがあるらしいが(昔の同僚はそう言って私と一緒に食べていた、何か釈然としなかった)、ほんっとに女ってめんどくせえな。
食堂で観察してると、多いところは女7人くらいで食べてるからね、で発話するのはリーダー的な人ばかりで、あとはその方の発言を黙って拝聴してるってのが多い。
あるいは茶なんかでも、男は自分のぶんは自分で入れる、が普通だけど、女の群れではポットに近い人間が全員のぶんを入れなければ「気がつかない人」のレッテルを貼られる。ほんとに女文化はめんどうだ。
ってこのへんのことに関しては昔ひとつ文章書いたんだけど、結局upしなかった。
 
それはともかく最初の話に戻るが、昔から吉牛だろうがひとりで平気で入っていた向きからすると、迷惑このうえない。
こんなふうに推奨されないとひとりで行動できないんだったら、別にそれまでと同じく誰かと一緒にいたほうが気楽なんじゃないの? それぞれ向き不向きがあるんだから、自分に合った行動パターンで行動してればいいと思うんだけど。
(それと、ひとりで行動することと「精神的自立」はあまり関係がないと思うんだけど?)
って言うかやっぱこれは提唱した側のセンスの問題だと思うな。「おひとりさま向上委員会」って何だよ、結局群れてるんじゃねえか。
ほんとのひとり派ってのは、委員会があろうがなかろうが淡々とひとりで歩き回る。
(まあライヴのときだけはひとりはいやなんだけど。コンサートはOK。)
 
ま、どっちにしろ、これはどんな形態であれ女性に消費と散在を促す流れの一環であって、(軽い意味での)思想とかものの考え方とか関係ない話なんだろうな。この著者がどういう意図で書いたかを考えるとな。(って違うかも知れんけど、こういう、社会の流れを変えようという魂胆が見えるものは、こんな感じで疑っておくのが無難。)