流れない無知の涙(B-Tに思うこと)

ちょっと一気に記事上げてます。
↓に8/16づけで2エントリあります。
 
先日は石塚にうちに来てもらったりして、わしが最近よく観ているB-Tの「Sexy Stream Liner」のときの武道館公演のDVDを観て、結局B-T談義に。
 
以下はかなり個人的な気持の話ですが。
3月の震災後、わしはついったで救われたところがけっこうありました。
で、震災って、わしのなかではB-Tと少しつながっていて。
震災の直前に観たライヴが彼らのライヴであって、そのとき、あ、やっぱわしにとって一番特別なのはB-Tなのだとあらためて思って。
そして、震災後、原発問題が大きくなって、そのとき、わしは関東以東の友達のことももちろん心配したが、同時に、あほみたいかも知れないが、B-Tの人らが心配でしょうがなかった。
ってか、今でもいろいろ思います。
直接会ったこともない人たちのことをとても心配するなんて、自分ではほんとばかみたいだと思うが、でも、わしにとって彼らは大切な人たちである。
わしの人生を振り返って、今日石塚とも話してたんだけど、
「B-Tがなぜ一番好きかなんて、理由判らんよね。もう、自分と同化しちゃってて、理由なんかない」
って感じで。
 
で、震災以降、こういうこと(B-Tの人らが心配だということ)を、誰にも言ったことがなくて(ついったでも確か言ったことがなくて)、今日、石塚に初めて言えて、よかったなあと思った。
 
 
今わしがかけている「Sexy Stream Liner」の武道館公演(わしも観に行った公演です)というのは、Xのhideちゃんも好き、という人には特別このうえない公演だった。
どう特別だったかは、また気が向けば書きます。
ほんとはおととい書こうと思ってたんだけど、時間がなくて。
 
ま、とりあえず、わしは、あの武道館の日、今井くんがそれまで黒だった髪をピンクにしてきたことや、B-Tでは前例のない二度にわたる機材トラブルのなか、今となって判る、死について傷をえぐるように考察しまくった歌詞を歌いきったあっちゃんや、いろいろな思いはありながらも結局は言葉では多くを語らなかった彼らを、やっぱり特別に思う。
 
わしが今、B-Tが特別なのだと言うとき、それはわしにしか判らない自己憐憫や逃避や諦めが含まれているのかも知れない、でも、わしにとって彼らの音楽は何にもまさって特別です。
 
「流れない無知の涙
というのはあっちゃんの書いた言葉だが、わしには意味が判らない、でも、そういう、自分では感じとることができず、あるいは感じ取れば自分が壊れると判っているのでただ放置しておくべき失望や悲しみが存在する、ということだけは判る。
 
だから今日のわしはB-Tのことを考えている。
 
■紹介
「Sexy Stream Liner」の武道館公演については、以下のかたがたのライヴレポに詳しく書いてあります。
特に、前者のかたの、あっちゃんの腕に書かれた梵字の意味については、わしもこのかたの記事で知って、うん、言葉がねえっつうか。
 

月世界(SWEET STRANGE LIVE FILM)/BUCK-TICK
 
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