再開の序、みたいな感じかのう

めっちゃ久々っす。
やっぱ長い文章でないと書けないこともあるのかも知れない、と思うが、わしの文章はあるていど構築されていたり論理的にみえて、実はただ言いたいことを並べているだけであって、だからついったと相性がよすぎてすぐあっちで遊んでしまうな。
 
こないだほんの少しだけここに書いてきたことを流し読みしてみたが、ふつーに笑える、という意味で可笑しいな。
どん底だったころの文章は読んでないからな。)
ここを書いていた人は、ほんとに面白いことが好きなようである。
人を笑わせることばっか考えている。
ほんとはすごく暗い人なのだけど。
よく判らんな。
 
そんなわけなので、仲のよい人はほとんどほんとは暗いのに気付くとおもろいことばっか言おうとしている、という人である。
大学時代の友人は、いつも苦悩していて死ねたらいいなどと言っていたが、「死ぬ」方法は、「誰か歩道橋の上から私の頭のうえに牛乳瓶を落してくれないかな」といったものであった。
こういうふざけた感じで苦悩する人々に囲まれて、わしの「おもろくあろう」という精神は自然に育てられたのだろう。
 
 
好きなバンドについても、明らかに茶化さないとファン活動ができないようである。
いくつかライヴレポ的なものも読み返したが、ほんとにメンバーの行動記録ばっかである。
で、必ず「www」と草を生やしながら報告する。
なめてんのか、という感じであるが、人を見たら観察せずにいられないので、会社でも人々の笑えた発言や会話をこっそりメモっている。
 
 
何でこんなことを書いているのかと言うと、ここに残っている自分を眺めてみたら、「おもろいことばっか言おうとする人」という感想しか残らなかったからです。
まあそれは、繰り返すが苦悩を吐露する文章はいっさい読まなかったからですが、読みたくないからしょうがないな。
 
あの苦悩は何だったのだろう?
いや、無意味だったという意味じゃ、もちろんない。
今、幽体離脱したように自分を外から眺めているところであるが、あの日々、つまりこの2、3年のひどかった時期については、まだよく判らない。
ほんとーに死にたいと思っていたからな。
わしはそれまで死にたいと思ったことがなかったが、いろいろな経路を遮断して閉じこもっていただけであって、自分を変えましょうと乗り出して約9年、最後の2、3年は「本当は生れてきたくさえなかったもんね」と言う自分を何とかするしかない状態であった。
 
荒れ狂うもの、についてちらほら今まで書いていると思うが、この11月くらいからこの荒れ狂うもの、が静まって、ものすごく平和です。
わしの人生がへんだったのはこの荒れ狂うもののせいだったと言い切っていいくらいだと思うが、どうやらこの荒れ狂うものは気が済んだようである。
はっきり言ってひとの人生めちゃくちゃにしやがって、とわしは腹が立たないでもないが、怒らすと怖いので目を合わさないようにしている。
荒れ狂うもの、は消えたのではなくて、ただ気が済んだ、だけなのであって、これからまた何かなさるに違いない。
まあ正直、さっそく、「んなこと言われてもwwwwwww」という要求をしてきている気がしないでもないが、わしは知らん。
 
この荒れ狂うもの、さんはわしを殺してもきたが生してもきたものです。
生れてからこの2、3年の苦しみまでは、大体殺すが8〜9割であった。
11月くらいから生す殺すが半々くらいになって、最近どうやら生すを8割くらいにしようかのう、と思っておられるようである。
ありがたいことだが生すが10割になるのもまたわしは少々困る。
どうやらわしが極度に臆病であったり小心者であったりするのは、激しすぎる気性とのバランスを取っているからのようである。
この臆病さは正直めんどくさいのであるが、これがないとただでさえ周囲に無意識にひどいことを言ったりやったりしてしまうのに、より大変なことになる。
 
わしはこの荒れ狂うものさんとどうやってつきあっていけばよいのかのう。
まだよく判りません。