2、3、4、5、7、8話を観た〜舞台に向けて

2、と3話はリアルタイムのとき観てなかったから、いやあ、特に2話、見ごたえあった。
 
6話を抜かし、7話は、どうしても火野くんの回が観たくて。
8話は、自分の年齢的に、教師(柏木)、つか大人の立場の物語が、実は、リアルタイムで観てたときも一番共感できて、やっぱり早いとこ観たくて。
 
5話にあえてコメントせずw、3話は、キャプテンがヤンキー組に完全に心を開いた、あるいは彼らを信用した、重要な回だね。
「関係」という点から言えば、キャプテンと航は常に航から働きかけ続けて(例えば下の名前で呼び始めたりとか)、通常ではありえなかった関係(地味組とヤンキー組)が徐々に成立してったわけだけど。
 
2話で、亮介のところに航と日暮里が駆けつけるとき、キャプテンが追いかけて行ったり。
3話も同じような展開のところに、今度は残りの部員全員連れてきたり。
徐々にヤンキー組を信頼していくようすが、とてもていねいに描かれていると感じた。
(キャンプテンは口数が少ない(確かに黙ってることが多くて、航じゃねえけど「何とか言え!」とイラつくことがあるw)けれど、そのぶん行動が心の変化をとてもよく表してるな、と。)
 
ってことで、キャプテンと航の絆がより深まる6話から、明日は見よう。
 
 
あと……あ、そうだ、ほんとはこれだけ言いに来たんだった。
「ほんとに、ほんとに、『タンブリング』が全編手に入ったんだ! これからずっと一緒なんだ! ほんとにずっと一緒なんだ!」
 
 
あ、あと、舞台。
木山に関しては、自分のなかで、何つーのか、自分の心の問題に絡めて、彼に関して解釈してないところがまだたくさんあると言うのか。
(私にとっては木山と火野くんが自分とタイプが似てるというのもあり。)
だから、もう来週には舞台なんだが、時間設定飛ぶし(木山が教師になってから、という設定)、自分のなかでまだまだ把握しきれていない木山についての思いみたいなものを、この週末でぐっと認識していこうかと。
だって今はともかく彼については「美しい」としか言えないんだもん。
もちろん姿かたちだけでなく、ね。
 
ついでに。
今日、もう1回4話観て、もし、中学のときのあの件がなかったら、木山はどういう人になっていたのかなあと、ちょっと想像してた。
行動の結果を恐れすぎる(4話までの木山)のも、行動の結果の予測に向こう見ずになりすぎるのも(ひょっとすると木山は本来こういうタイプだったかも知れない、ケンカで負けたことほとんどないだろうし。だから中坊の分際で大人相手に退こうとしなかったわけだ)、両方問題ではあるんだけど、この面でかなり両極端にぶれているように見えるのが、とても興味深くてね。
新体操部に入って、たぶん「行動の結果」のとらえかたのバランスが取れるようになっていったんだと思うんだけど、ふと、恐れすぎるのも、恐れなさすぎるのも、ひょっとすると心の奥底では同じ何かの影響なのかなとか思ったり。
 
舞台、大東俊介が大人になった木山をどういうふうに仕上げてくるのか、まったく予測がつかない。
金子くんは舞台も出るけど、正直、他の部員たちが出ないってのが、かなり寂しいってのもあるんだよね。
どうしても「世界」や「仲間」に心投入して物語を感じる私としては、舞台の1時間半か2時間で、「舞台版」の「世界」や「仲間」に入っていけるのか、不安ではある。
 
まあしかしここは、ともかく役者としての大東俊介を信じようじゃないか。
(もちろんそらん君(金子くん)もね!)