6.ローマでコンサート

下記文章を書いたの自体は7月の後半です。

6/24@ティツィアーノ・フェッロ、コンサート1日目@ロ−マ
 
ホテルを移動
 
バスタブまであって素敵だったホテルロイヤルサンティーナは、とりあえずチェックアウト。
部屋の冷蔵庫から水を持ってきたのだが、フロントでお金を払おうとしたら、昨日チェックイン時にいたおっちゃんがいて、
「昨日待たせたから」
とお金は受け取らなかった。
乙だ。
 
ローマ滞在は4夜なのにホテルを出たのは、ティツィアーノ・フェッロのコンサート会場が、オリンピックスタジアムという、テルミニ駅から交通機関で30〜45分のところなので。
欧米ではコンサートの時間が遅いし、終ってからどのようにテルミニまで帰ってきたらいいのか、ともかく現地の様子が判らないので、とても悩んでいた。
ら、イタリア語教室の生徒さんにいい方法を教えてもらった。
初日と最後だけテルミニ近くの宿にする。コンサートの日(2晩)は会場近くで泊る。そのホテルに行く際は、2晩ぶんの荷物だけ持って、テルミニのホテルでスーツケースを預かってもらえばホテル間の移動の際スーツケース盗難の心配なし。
 
これを実践することに。
次のホテルはファルネシアという、ローマの中心からひとつ川を隔てた地域にある。
 
ローマで何が不便だったって、地図を堂々と見ながら歩けないこと。
(観光客まるだしで狙われやすいので。)
それができたらもう少し人に道を訊きまくらないで済んだんだが、フラミニオ駅でも、地上に出てからトラムの停留所が判らんので広場で憩ってたおばちゃんふたりに訊く。
「トラムの停留所はどこですか」
と訊くところ、
「トラムはどこですか」
と頓珍漢な問いをしてしまったため、しばしおばちゃんらとあーだこーだやりとり。
で、やっと停留所を把握し、
「Ho capito.(判りました)」
と言ったとき、少し何かがふっきれた。
これからは、
「ほんとは判ってないのに判ったふりをして引き下がってまた迷う」
みたいなことはしないぞ! みたいな。
 
トラムの終点はマンチーニ広場というところ。
で、こっからミルヴィオ橋というのを渡り、ほぼまっすぐでホテルだ。
ここでも黒人の女性にミルヴィオ橋の場所を訊くw
英語のほうが説明しやすいと言うので、英語で説明してもらい、その丁寧で親切な説明、そしてきれいな英語(南アフリカ出身とかなんだろうか、英語が母語のようだった)になぜか癒されたのだった。
 
ミルヴィオ橋〜ホテル
 
ミルヴィオ橋というのは、ローマで最古の橋らすい。
で、
「この橋に恋人同士で南京錠をとりつけると愛が永遠に続くお」
という言い伝えがあるらしく、南京錠だらけw
橋の上で、南京錠を売ってる行商もいるw
 
で、これは全然偶然なんだが、この橋は、ティツィアーノ・フェッロの"Ti Scattero` una Foto(君を写真に写すお)"のPVが撮影されたところでもある。
ので、ミーハー気分で橋を渡るわし。
ホテルにチェックインし、身軽になってからもう1度来て写真を撮るほどミーハーになるw
 
ちなみに、この地域は、ローマ中心街と雰囲気が全然違う。
シドニーに住んでいたころを思い出す。
シドニーは、シドニー湾から北のノースシドニーという地域は豊かな人らが住んでいることが多かったのだが、このファルネシアも、ローマ中心街から川を挟んで北で、雰囲気もノースシドニーに似ていた。
 
ホテルは小さく、部屋も広くはなかったが、すごくきれいだった。
特にバスルームが、過去に見たバスルームのなかで最もピカピカw
安っぽいピカピカでなく、高級感漂う輝きで、将来金持ちになったらこういうバスルームにしたいなあと思ったw
(金持ちになるのはあくまでも希望。)
 
フロントのオサーン(てかじいさん)がとても感じがよく、イギリスなまりのようなきれいな英語で話す。
あるとき、ジェラートを外で買って手に持ちながらホテルに戻ったら、
「おいしい?」
と日本語で訊いてきたwww
謎のじいさんの正体はチェックアウト時に明かされることとなる。
 
戦場(コンサート会場)まで
 
じいさんはともかく、そうだ、今日という日は長いのだ。
コンサートに行かねばならん。
きっと周囲はイタリア人だらけ、まったく不利な戦いだぜ。
(何の戦いなんだ。)
 
そして、最大の懸案事項は、帰りだ。
このホテルからは会場まで近いと言っても1キロほどあり、夜中に大丈夫なんだろうか。
 
最善策を訊こうとフロントに赴くと、さっきのじいさんじゃない人にかわってたorz
典型的イタリア男って感じの、ちゃらそうなオサーンだ。
だ、大丈夫だろうか、、、と思ったら、「あんた酔ってるだろ絶対w」って口調ではあったが、きわめて親切であった。
「オリンピックスタジアムの帰りはやはりタクシーが最善ですかね」
「いやあ、別に危なくないけど、タクシー会社の電話番号教えとこうか?」
(日本だったらここは絶対敬語だが、彼の様子は絶対タメ口だったw)
「あざーっす。それにしてもほんと治安が心配でして、、、」
「ぜんっぜん大丈夫だよ! このへんは高級住宅街だし、スタジアムまでに警察署がふたつもあるし、イベントが終ったら人の波と一緒に帰ってくればいいよ。ってか、どこの出身?」
「日本だす」
「なるほどね、ぼかあ東京に行ったことがあるから判るよ、ローマは東京と全然違って安全だから! 旅行者にはほんとに親切な街なんだぜ!」
いろいろつっこみどころがあったが「そうね、東京は危ないわね」と話を合せておいた。
(ってか東京がローマより危険だと思ってるなんて、オサーンいったい東京のどこに行ったんだw とは言えまあ国際的な重大犯罪は東京のほうが多いのやも知れぬ。)
あと、話してる途中で突然自己紹介をし、握手をしてきたのも、何かワロタ。
 
イタリア語能力が中途半端だから面白い
 
ところで、ローマに来てから全然うまいものを食っていない。
私はもともとパンがあまり好きじゃないのだが、パスタにありつく機会がなく。
しかし、現時点、これからコンサートへ出陣っていう余裕のない時間じゃ、またピザをテイクアウトするしかあるまい。
 
とパスタの夢を見つつ、しかし現実を受け入れ入ったテイアクト専門ピザ屋。
兄ちゃんがすげえ愛想がいい。
んで、いざ会計、ってとき、この兄ちゃんが夢のような単語を口にしたのだ。
「ぱすた?」
え、パ、パ、パ、パスタ? ここピザ屋なのにわざわざパスタはいらんか、と訊いてくれるの?ムハー(゜∀゜)=3
わしは、すわと、
「パスタ、あるんですかっ!?」
「www違う違う、ばすた(basta)? って言ったんだお」
彼は「Basta?」と訊いたのだった。
Bastaとは、「これで十分である」という動詞orz つまり、「以上でよろしいですか?」ということorz
こうして、ローマでパスタを食うという、別段難易度の高くなさそうな夢の実現は、先送りとなったのだった。
 
んで、店の外の木陰で食していたら、7歳くらいの女の子が寄ってきた。
外国では、子供でも物乞いがいるから、その類か、と警戒してたら、
「この水はいくらか?」
とわしの飲んでいる水について訊いてくる。
「さあ、1ユーロくらいではなかろか」
と言ったが、それは求めている答えではないらしい。
イミフなので、
「イタリア語は判らん」
と言ってみるも、その後もあくまでも水の値段を訊いてくるw
「1ユーロくらいだってば、あそこの店で」
と言うとそのままどっか行ってしまった。
いまだにイミフ。
 
まあでも、これら、私がイタリア語がまだ学習中だから起るちょっとおもろい出来事なのだろうな。
 
孤独に前線へ
 
会場までは歩いて10分ほどだった。
1キロって案外近いんですね。
会場に向い、人の流れができ始めていた。
途中、その流れを見てか、路上で仕事してたオサーンが、「ティツィアーノ・フェッロ〜(がなんちゃら〜)」って歌を歌っていてワロタ。
しかしもっとワロタのは、路上に、たまに海外映画とかで見かけませんか、スライド式のふたのついてるでっかいゴミ箱、ってか、コンテナ、ってか。
それのふたのところに、
「↓↓↓ Berlusconi ↓↓↓」
と落書きがwwwwwwwww
(Berlusconi/ベルルスコーニは現伊首相。最近は不倫で騒がれてた。洞爺湖サミットでは、ブッシュに「アミーゴ!」とおともだち認定されていた。)
 
さて、道中はなかなか楽しめたんですが、現地において。
会場はオリンピック・スタジアムで、調べるとキャパ82000人とかなんですがwww
時刻は19時ごろでがんした。
ちなみにコンサートの開始は21:30だす。
 
ところで、日本でチケットを取ったとき、あまりに席が悪くてしょぼんとしてたら、ティツィアーノ・フェッロのファンクラブの存在を知ったんすよ。
で、ファンクラブ枠でチケを予約すれば、アリーナの前方ゾーンを確保する、と書いてあったので、ダブってチケット取ることになってしまうが、せっかく遠方から行くので、ま、1日目だけファンクラブ枠で入るか、と。
思ってわざわざファンクラブに入会したんだが、当日、スタジアムにおいて、「ファンクラブ専用入り口」ってとこに行ったら、人がいねえww
事前の連絡で、
「集合は15:30だけどコンサート開始まで常に係員がいるので大丈夫」
と書いてあったはずなのに(涙)。
 
しょうがねえからとりあえずチケ売り場でチケの引き換えだけして(ここではファンクラブ枠のチケも扱っていてチケだけは無事手に入れることができた)、お約束のごとく、途方に暮れる。
ファンクラブ入り口に一番近い一般入り口に行ってみるも、待ち合わせしてるっぽい女子たちににらまれ、退散w
(どんだけ気が弱い及び欧州人恐怖症なんだw)
 
しばらくうろうろして、やっぱりしょうがないので、勇気を出して再びにらまれた入り口に行って、係員に訊く。
幸い英語がちょっと判る人だったのと、親身になってくれる人だったので、事情を話すと、
「ちょっと上司に訊いてくるわ」
と言って、最終的に、ファンクラブの人らとは合流できないかもだが、○○って入り口から入ればおk、と教えてくれた。
で、結局、アリーナ区域の一番後ろに陣取って、がんばった。
 
ところで、この会場では、アリーナまで行く途中、スタッフのひとりに背中から
「Cinese(中国人)」
と罵倒された。
(イタリアにも、アジア人を見ると罵倒の意味で「中国人」と言ってくる輩がいると聞いてたが遭遇してしまったw)
その他にも感じの悪い出来事があったけど、おまえらいったいどこの辺境の地に住んでるんだwww とw
世界は広いんだぜ? (←えらそう)
いちおう、目が合うと微笑む、感じのいい女子がいたこと、そして「ヒカリソース」の広告をあしらったTシャツを着ていた男子がいたことも報告しておくw
 
ティツィアーノ・フェッロ
 
さあ、コンサート本編だ!
 
そういや会場のつくりについて触れていなかったな。
キャパ82000人ってことで、どういうカオスになるか戦々恐々としてたんだが、会場に入ってみると、アリーナのやや端寄り中央にステージが設置してあって、客席も、スタジアムの半円分ほどのみ使用していた。
ティツィアーノ本人のMCから推察すると20000人くらいの入りだったもよう。
 
で、コンサートだが。
ステージには白い幕がさがっていたが、1曲目が始まると、その幕の前に気づいたら本人がいた!
(と驚いてみる。いや、だって、ほんとに気づいたらいたから。)
最新アルバム「Alla Mia Eta`(僕の年齢で)」の1曲目の"La Tua Vita non Passera`(君の人生は過ぎ去らないお)"から開始。
きゃー。ティツィアーノタソだー。ハンサムー。美声ー。ほんとにこの声なのねー。歌もほんとにうまいわー。
ってこの書き方、棒読みみたいじゃねえか、素直に喜べないのかわしはwww
 
いや、真面目な話、何か、今になって、現実感がないじゃんね。
 
よく考えてみりゃさ、初めてこの人知ったのって今年の2月なんだよ。
で、即ファンになって、2ヶ月ちょっとでイタリア行きを決めたんだよ。
で、ファンになって5ヶ月も経たないうちに実物を見たんだよ。
 
もちろん、それだけ行動するほど、自分にとって重要な歌い手であり声なんだ、それは確かなんだ。
でも、今になって、「ほんとに観たんだ?」と、何か、不思議な感覚だな。
例えば、彼まだイタリアをツアー中のはずなんで(注・この文章を書いた時点)、あるいは、秋にはアメリカツアーをやるんで、また日本からチケ買って、会社休み取って、航空券買って、などなど、おこなえばさ、確実にまた観られるわけじゃん?
でもさ、それに伴う、金銭面も含めたあらゆる労力を考えるとさ、
「先月、ほんとにそんなことしたんか、自分?」
って感じってのかなあ。
 
うまく説明できんし、観たのは現実なので素直にライヴの感想を書くw 
 
ステージの左右に、主にステージ上の人々を映すスクリーンがあって、スクリーン後方にも3枚スクリーンがあり、これはステージ上の人々だけでなく曲のテーマに合せた映像などいろいろなものを映していた。
 
3曲目で"L'Olimpiade(オリンピア紀?)"という、私が一番好きな曲のひとつを演ったのだが、アレンジが違うorz
 
ところで、MCで、
「やっとローマに来られたよ!!」
と言っていたんだが、ローマは彼にとって地元扱いらすい。
出身地が、ラティーナという、ローマの近くの町なので。
4月からツアーが始まって、やっと、地元だお! と。
 
ちなみに私の周囲の様子だが、私自身は結局アリーナの後方、アリーナを前から3つに分けるとすると、2つめのゾーンの一番後ろくらいな位置にいた。
周囲は、ひとりノリノリの黒人の女性がいて、見てて和んだ。
んで、私の隣には、親子連れ? 夫婦は50代くらいかなあ。
娘に連れだってきてるだけ(特に父親)、と思いきや、シングルでめちゃ売れたらしい曲ではこのお父さんも一緒に歌ってるw ワロタw
んで、ああ、国民的人気なのかなあ、と実感した。
 
あと、日本と違うなあ、と思ったのは、コンサート中でも物売りが歩いてることw
グッズ売りと、飲み物売りのかたがたが。
野球観戦じゃねえんだからw
 
それはともかく、ここのオーディエンスの一番の特徴は、男子も女子も、みんな一緒に歌いまくることw
こんな感じ↓
 

 
んで、↑がオーディエンス録画なので判る通り、最もカルチャーショックは、写真及びビデオが撮り放題だったことww
まあメタルフェスとかならカメラもそれなりにOKだろうとは推察できるが、こんな、ポップスのコンサーにおいても、、、
「ちょ、なんだここwww」
とつっこみたいくらいみなさんばしばしフラッシュたいて撮ってるw
規則重視が風土の日本国から来た子羊である私は、もちろんカメラを持ってきてない。
 
プロのカメラマンの人ももちろんいて、客に混じって撮影してたんだが、私の前方にいたカップルがカメラマンに声をかけて、それまでに写した写真を見せてもらってるw
その後、彼女のほうはそのプロ仕様のカメラを貸してもらってステージの写真撮ってるw
しまいにはカメラマンのオサーンと肩組んで音楽にのってるw
フリーダムすぎだろwwwwww
 
はっ、しまった、ティツィアーノのようすを全然書いてないじゃないか!
"Sere Nere(暗い夜)"って、欧州で大ヒットしたらすいバラードでは、んもう客の合唱がすごすぎww
(あ、また客の話を、、、)
いや、生で聴いて、そして客のものすごい盛り上がりを見て、つくづく、ものすごい名曲を作ったものだなあこの人、と思ってね。
 
ところで、1曲、何か知らん曲を演ってたんだよね。
それでも会場は合唱してるw
誰かのカバー?
 
演出でおもろかったのは、ティツィアーノが1回ひっこんで、ステージ後ろのスクリーンに、舞台袖にさがって歩きながら水を飲むようすとかが映しだされ、
「うおっ、ライヴカメラからですか?」
ワクテカさせ、着替えるシーンなんかもあり、首の骨を鳴らすシーンなんかもあり、そして、"Per un po' Spariro`(ちらっと姿消すお)"って曲のイントロが始まり、まだスクリーンに映ってる本人は、Yシャツのうえに蝶ネクタイをつけながら歌い始め、みたいな、これを見ていて私はつくづく
「ああ、1日でいいからティツィアーノになりたい」
と思った。
(憧れる男性をみると自分がその人になりたいと思うクセがある。)
 
んで、スクリーンに映ってたのと同じスーツ姿でどっからともなく登場して、続きを歌う、みたいな。
ああ、1日でいいからティツィアーノになりたい。
 
終盤で、ステージ上に設置された階段の上方に腰をおろし、アカペラで歌い始め、"Ti Scattero` una Foto"。
(会場近くの橋でPVが撮影された曲ね。)
個人的には一番好きな曲だ。
アカペラのイントロのあと入るギターのアルペジオのコードがいいんすよ、これが。
そう、当然だが、バックバンドのみなさんもまた秀逸ですた。ドラムはニューヨーク出身の黒人の人を使っていた。
 
んで"Il Sole Esiste Per Tutti(太陽はみんなのためにあるお)"という曲がきたのだが、私は欧州に来てからいじけていたので、これが、
"Il Sole Esiste Per Tutti(太陽はみんなのためにあるお※ただし欧州人に限る)"
に聞えたのだったw
 
たぶん次、去年終りから大ヒットらすい"Il Regalo Piu` Grande(一番大きな贈りもの)"。
わしが初めて聴いたティツィアーノの曲だお。
 
この曲でみなさん引っ込んで、終りかのう、と思ったら、ステージ後方のスクリーンに最新アルバムのタイトルトラックである"Alla Mia Eta`"のPVが流れ始めた。
このPVでは、ティツィアーノはサッカー選手役で、ある試合の大事なところでミスをして、その後メディアから世間からたたかれまくる、というストーリーなのだが、ステージに、そのPVで着てたサッカーユニフォーム姿で登場するティツィアーノさんw
って「w」と草をひとつだけ生やす必要もないが、彼はとってもカッコヨスなのに同時にどこか微笑ましいのでつい草を付加してしまう。
 
んで、最後、"Non Me lo So Spiegare(うまく説明できないお)"。
で、終りかと思いきや、
「僕は子供のころから歌手になりたかったけど、それはこの曲を歌うためだったんだ!」
と言って、わしの知らんカンツォーネふうの曲が始まったw
しかし会場は大合唱。
イタリア人なら年齢問わず誰でも知ってる! みたいな曲なんだろうな。
あまりの盛上りにちょっといたたまれなかったわし。
 
というわけで終了は真夜中近く、合計24曲、約2時間半。
これで32ユーロ(アリーナの立ち見)とか、日本の感覚から言ったらお値打ちすぎ。
いや、日本のチケが異常に高いだけだけど。
 
帰り
 
日本にいたときは、このコンサートの帰りってのをほんっとに心配してたんだけど、ホテルまで、楽勝で歩いて帰ったw
ホテル付近まで人の流れがあったし、その後も、バール等、みんな開いていて、昼間より人多いんですがw って感じだった。
ああ、なんかいろいろと、ほんとによかった。
 
そういや、ティツィアーノ・フェッロの客の比率だが、女子ばっかかと想像してたら、4割は男子ですた。
しかも、ちょっと笑ったんすけど、「ティツィアーノwwww」とかポップスをバカにしてそうな、タトゥー入ったヒプホプ系の男子もけっこういますた。
(しかし考えてみたらティツィアーノはブラックミュージック要素のあるポップスだからヒプホプな男子がいてもおかしくないか。)