ガーリックボーイズ、JURASSIC JADE、etc.

名古屋アポロシアターでのイベント。
ちょっと調子が悪いので一言コメントで。
 

BOLD FAT MISSILE
 
メンバーの都合でほとんど活動できない、とは言いながらも、頭に新曲2曲持ってくることで真実未来志向であることをattitudeで示す。
私は確かにミドルテンポの人気曲"Chaos in Wonderland"が好きだがこれがないスピード感のあるセトリもまたよし。
"Psyched Out"と"Blind Blast"と"We Bite"って流れはそういう意味である意味完璧かも?
あと私は"Made by Lie"が聴きたいだよ。
この曲と"Psyched Out"のギターソロが「キターーー!」なんよ。
多分ギタリストさんたちはそう思ってないのだろうなあ、でも、私の右手(あるいは左手)が小さく演奏者を指差すとき、それは「キターーー!」のサインなのである。

 
ROSEROSEはちょっと判らないので飛ばして次のバンド。
 

JURASSIC JADE
 
いつもより柔らかい雰囲気のステージだった。
Hizumiさんの、
「最近ガーリック(ボーイズ)さんに影響されすぎてて私のイメージが崩れつつあるw」
ってのがw
 
このバンドでいつも感じるのは客との対話の成立ぶりだ。
もちろんMCだけでなくステージ全体での。
ほんと、エネルギーや心をステージとフロアで交換してるって感じなんだよね。
 
最後、"Hemiplegia"だが、
"All the things were taken by force named justice(すべては力づくで奪われた 正義という名の)"
という歌詞、"named justice"をあんな切なげな声で表現するHizumiさん、ううむ、まじ(表現者として)恐ろしい。

 

SHELLSHOCK
 
15年ほど活動を休止していたらしい日本スラッシュ界伝説のバンド(って説明でいいのか?)。
2002年に特別に名古屋でだけ1ステージ演った、めっさ貴重なライヴを観ている自分は果報者。
(あのときのことは鮮明に覚えている。迷路、洞窟に迷い込んだ感のあるプログレだと感じた。感覚が頭に全部集中する音楽。)
今回はこの春に正式復活してから中心に奏でているという、往年のスラッシュチューンでかためていた。
(でも難解っぽさが強まった90年代の曲も演っていた。)
スラッシュ時代の曲もそうだけどさ、あれだな、難解なものを、難解なまま受け止めて楽しむっていう、もうそういうレベルだよね。
難解だからってさ、とっつきにくいわけでもないんだよ、最後は全部カッコよさに帰結するっていうさ。
ほんと日本のあの年代の人ら(の才能)って恐ろしいと思うわ。

あと、vo+gの伊藤さんの歌の表現力もまた聴きどころだと感じた。
 
再結成の動機が、
「新しい音を作っていこうと思ったから」
というのが、心震える。
ほんとにこれから楽しみ。

 

ガーリックボーイズ
 
うっかり最前にいたらラリーさんにいじられまくったwwww
 
まあとにかく楽しかったっすよ。
「激情」をまだ聴いてない不届き者である私だが、初聴でももちろん楽しめる兄さんたちの曲。
 
ラリーさんのMCは、毎回「録音しておきてえw」と思うんだけど、今回は何言ってたっけ、しょっぱなから
「みなさん、そろそろ帰り支度なんかしていただいて」
とか。
あと、15年ほど前にガーリックとSHELLSHOCKとで出したスプリットから演奏する、という紹介で、
「で、まあ、15年ほど前に出た模様のスプリットから〜」
って、自分のバンドのことなのに「模様」wwwww
あと、物販のことを、
「みなさん、後ろの、鳳凰の間で、主に、アパレル関係のものを持ってきてますので」
とかww
あと、JURASSIC JADEの歌詞("触れてはいけない"という曲)にかけて、
「(Tシャツが)『汚れているのが好きだー』、って言わずに、ぜひ、新しいTシャツを買って着替えていただいて」
とかw
「『勝手に触れてはだめだー』、って、お買いの際は一言スタッフに声をかけていただいて」
とかwww
酸欠になりながら笑ってともかく幸せだすた。
 
(そう言えば、選曲が、いつも違うな、とか、特色あるな、と思ったけど、どうしてそう思ったか説明できないw まあともかく私は"若気の至り"と"さすらい節"が再び聴けるまでがんばります。)