4.ウィーン観光

ウィーンのホテルのサイトで拾ったシェ

6/22@ウィーン
 
バトル
 
次の日から行くことになっているローマが、かなり安全面でアレなため、ローマにおけるセキュリティばっか気にしてたので、ウィーンでの観光についてはほとんど考えてなかったw
 
とりあえずシェーンブルン宮殿なるものに行こうと思い、昼前にウィーン南駅に向かい、鉄道案内の姉ちゃんに行きかたを訊いたが、全然見当違いな案内を、とてもつっけんどんにされた。
 
しょんぼりしたまま今度は観光案内のブースに行ったが、係員がいねえ。
待ってたら、母娘づれがずかずかと来て、係員が戻ってきたら、当然のごとく私を無視して先に相談してるw
(欧米ではこういうことままあるので「またか」と思った。)
あんまり腹立ったんで、後ろにひかずにとどまってたら、ばあさん(母親)のほうがこちらを見てきたので、
「私が最初だったんですが」
と言ってみたら、
「並ぶ列の先頭はあそこからなんですよ。あと私らすごく急いでるんで、、、」
と、後方2メートルにある白線を指差した。
これは私のミステイクだ。サーセンばあさん(´・ω・`)
 
(どーでもいいことだが、私は気が小さいのだが、小さなことでも自分のなかで譲れない線を越されると、言いたいことを言ってしまう。Nova Rockでもトイレの順番を守ろうとしねえヤツらがいたので、あいたトレイにヤツらが寄ってって入ろうとしたとき、
「こちとら並んでたんだよ」
と言って先に入りますた。
刺されないように気をつけます(´・ω・`)
 
んで、私の番になったんだけど、下調べ皆無だったのが、やっぱいけなかったなあと反省半分、腹立ち半分な相談に。
シェーンブルン宮殿への行きかたを」
と訊いたら、係りのおばちゃんが、ものすごくうんざりしたため息をついて、地図に乗るべき電車の路線名を書きなぐり、その地図を私のほうに「ずん」と押し出して、説明をしたw
確かにドンピシャで「シェーンブルン」という駅があるのを知らなかったのは私の落ち度だがwww
改めて、日本人の働いている方々の愛想のよさはすげえと思ったw
 
シェーンブルン宮殿
 
ちなみに天気は土砂降りorz
この宮殿は建物の外観は地味です。
 
ところで、ウィーンってのはいちおう、一生に一度来たい場所ではあったんだよ。
中学のころモーツァルト(てか映画の「アマデウス」)が好きで。
でも下調べできなかったのは惜しいな、やっぱ。
モーツァルト関連なら、ウィーンとザルツブルクチェコプラハ、ってコースが一番だとは思うんで、またできたら行こう(´・ω・`)
 
宮殿内部は、オーディオガイド機を聞きながら回った。
一番、行ってよかった!!! と思ったのは、モーツァルトが6歳のとき演奏したというので有名な部屋に行けたこと。
ぞわぞわ、と感動しますた。
 
オーディオガイド機の説明でよく出てきたのはマリア・テレジアだった。
で、この人は東洋趣味だったようで、中国製の家具とか絵画がたくさんあった。
日本を題材にしたと思われるものも2、3あった。
(でも日本製ではないと思う、知らんけど。)
 
あと、そうそう、以前、ウィーンのホテルの部屋に最初入ったときの感想について、
「ベッドの小ささと粗末さにしょんぼりしたが、のちにこの粗末さに納得いった」
と書いたのだが、納得いった理由はですね。
この宮殿に最後の皇帝の寝室、ってのがあったんだけど、ベッドのサイズがホテルのとあまり変らず、そして質素でw
皇帝でこれならわしのがあれでも納得するか、、、と思ったのだったw
 
ほんとは庭の見学もしたかったし、動物園もあったようなのだが、あまりな雨で断念(´・ω・`)
 
帰り、笑ったこと、かついいことがあったのだが。
駅に行ったら、券売機付近に乞食ぽいオサーンがいて、切符を買う人に声をかけていた。
でも、ローマの治安について調べてるときとかに、「声かけてくる人は基本無視」という鉄則を知ったので、ウィーンだがこのオサーンも無視してた。
んだけど、切符がうまく買えなかったんだよorz
オサーンは途中から英語にきりかえて私に話しかけてきて、横から操作を手伝ってくれた。
でも、オサーンもうまく操作できなくて、どこに行くの、と言うので、行き先を告げたら、じゃあこの切符で行きなさいと、彼の財布から切符を出してくるw
駅員かww
切符は1.7ユーロなので、2ユーロ出して、まあ、こういう場合、お釣りはないのが普通だろうと思ってたら、オサーンは自主的に30セント戻してくれるww
まじに駅員やろオサーンwww
 
ウィーン市街
 
宮殿から、とりあえず街中へ移動。
Landstrasse(ラントシュトラーセ)駅を出たら、非常に厳かな感じの教会があり、「何だこりゃ?」と。
ここまで来てほんとにウィーンのこと何も知らんのやな、って感じだが、この教会はあとで見よう、ととりあえず昼食。
名物のチキンシュニッツェルを食したかったのだが、時間が3時とかで中途半端だったんで、店が見つからんorz
で、入りやすそうな、カウンターで料理を盛ってもらって先に金払って食う、みたいな店(どういう説明だ)に入った。
で、
「チキンシュニッツェルはありませんか」
と訊いたら、
「シーフード店なので魚のシュニッツェルしかありません」
「えーと、チキンはありませんか?(←口惜しかったのでもう一度無意味に訊く)」
「シーフード店なのでありませんw」
でもここの料理がうまかったんだよ〜。
(あとでレシート見たらNord Seeという店だったお。)
 
ところで、帰国後すぐの雑文にも書いたが、今回はものすごく周囲を観察していたため、欧州人からの厳しい視線によく遭遇してしまった。
この店でも中老の夫婦にじとーっと観察された。
まあ、日本人に見えないいでたちにしてたので、かつ、私は中国人にナチュラルに中国語で語りかけられるほど中華な雰囲気を醸し出しているらすいので、「金持ちな日本人」には見えなかったというのもあるのだろうが、ううむ。
 
聖シュテファン大聖堂
 
さっきのでかい教会は何なんだろう、と思って、行ってから、名前を知ったw
んで、「○曜日はハイドンのレクイエムを演奏するよ」とかいうチラシを見て、ちょっとマニアックな話なんすけど、愛読書のひとつ、「モーツァルトは子守唄を歌わない」という推理小説の冒頭で出てきた教会だ、とやっと気付いた。
 
にしてもここはすごかったね〜。
装飾に迫力があったな。
きらびやかなだけでない、もうちょっとドスの効いたインパクトってかw
個人的には、西洋の教会ってのには興味があまりなくなってきてるんだが、ここは落ち着いたし、よかった。
 
で、オーディオガイド機が使えそうだったので係員のオサーンに訊きに行ったのだが、3度ほど挨拶しても無視されるorz
聞いてるのは判ってたので、オーディオガイドを使いたい、と言ったら、
「今日はむり」
というつっけんどんな返答が、私の耳がおかしいのかイタリア語に聞こえたんだが、何だったんだろう、あれはw
「明日のミサのときにやるから」
とか言ってたが(ここは英語だった)、よく意味が判らんが、
「ここまで人につっけんどんにしてどういった利益がこの人にあるのだろう?」
と不思議に思うほどの愛想の悪さだったので、引き下がった。
 
その後ベテロ何ちゃらってまた教会を見たけど、カバンがイスにひっかかり、教会じゅうにイスが引っ張られる音を響かせてしまい大恥。
一刻も早く人のいないところに退避したい精神状態に。
 
ともかく雨も風もすごいし、ホテルに逃げ帰り、マターリしようと。
夕食だけ調達せねばならんので、ウィーン南駅でケバブを買い(これもまたうまかった)、マターリ。
 
翌日はローマに移動だす。
 

番外-テレビドラマ
 
適当にテレビをつけたら、「ER」か? と思われる病院ドラマをやっていた。
(途中で、「Green's Anatomy」というアメリカのドラマだということが判明する。)
 
で、患者のひとりが、私が唯一長年好きな俳優、エリック・ストルツにそっくりで。
ドイツ語になってて声が判らんので、本人か判らんかったのだが、あのけつあごは絶対そうだろうとw
ファンだけどかなり長年出演作を観てないので、さすがに50代だし老けたなあと。
 
んで、この人って、いつも「何だかなあ」って役なんだよね。
私が最後に観た作品では、南アフリカの活動家の役で、独房に入れられて、最後自殺するというようなw
アナコンダ」にも出てたけど、冒頭に負傷して、で、あとずっと寝てるだけの役だしw
 
このドラマでも、途中で、誰かとのやりとりで、ものすごくショッキングなことを言われたらしく、脳の手術をしたばかりなのに、自分で頭をベッドの金属にに打ちつけて、自殺しようとするw
またこういう役をwww
と思って観てたら、最後、何と、死刑囚だったことが判明。
死刑されるシーンをやっていて、さらに「またこういう役をwwwwwwww」と思った。
人間って変らないんですね。
(こういう役ばっか選んで。)
というわけでその後微妙な気持ちで寝た。