アーティスティック主義

以下はあくまでも私個人が思っていること。
名前を挙げたバンドをけなす気はない、ただ、そう思っただけ。
 
FALL OUT BOYがひそかにけっこう好きなんすよ。
メロディにぐっとくることが多いだすよ。
 
で、最新作「Folie a` Deux」をだいぶ前に買って、こないだ聴いたんだけど、1回めは、だめだったなあ。
 
これはMY CHEMICAL ROMANCEの「The Black Parade」にも感じたことなんだが、アーティスティックっぽすぎね?
ロックはどこにいったんだ?
っていう。
 
まあFALL OUT BOYはすでに「ハードコアどこいったん?」って点で批判されていたようだけど、私はあまり気にならんかったなあ、でも、最新作はなあ。
今、もう1回聴いてみてるんだけど、だめやわ。
メロディがいいとかいう要素が、消えちゃうんだよね、ロックじゃねえから。
 
何だろうね、最初っから甘ったるいとかとがってないと判ってて、つまりポップスだと判って聴くなら、問題ないんだよ。
でもさあ、何かロック出身の人がとがったところをなくすと、「アート」さが突然前面に出てきて、ってか、何だろう、ポップスならポップスで潔く、アート的要素に色気ださずにやりゃいいんだろうけどさ、なまじロックフィールド出身だと、何か、ポップスにもなりきれないってか。
(一時期のMETALLICAもそういう傾向があった気がする、彼らの場合メタルの排除とロックへの移行だったけれど。で、またメタルに戻ったらすいけど。)
 
何だろう、なぜか、「これはこれでいい」と受け入れられないものがある、自分のなかに。>FALL OUT BOYMY CHEMICAL ROMANCEの新しい作品 
 
>ロック出身の人がとがったところをなくすと、「アート」さが突然前面に出てきて
ってところが私にはひっかかるのだろうな。
「俺らアーティストだから!!!」みたいな、「俺らこのくらいすごいから!!!」みたいな。
 
いや、あくまでも、↑は私が勝手に感じるだけだし、作る側は自分たちがそのとき作りたいものを作ればいいし、また作るべきだと思います、ただ、ともかく、私にはだめだったわ、、、ということで。
 
FALL OUT BOYはまだひつじのジャケのは買ってないので、それを買うときを楽しみにすることにする。