さあ膿出しするか

(これが↑で「消した!」と騒いでいる、前の日に書いた記事です。)

本文こっから↓ 
さ、アレなエントリを、しかも長大な長文で、うpしちゃうお(・∀・)!
しばらく、「普通こんなこと公開で書かんやろ」ってことを書こうかと。
私の、男性への呪詛を。
そういう内容の場合はいちおう最初に告知しますわ、告知するだけでも私はやさしいな。
ってか、これっていちいち書かないと判らないのかどうか知らんけど、私が憎むのは集団、あるいは概念としての男性であり、男性のともだちとかに恨みはない、一切ない、ないがしろにされたこともない、ひどいことされたこともない。
でも、どうにも、生育するあいだにためた男性への憎しみは、一度外に出すことが必ず必要だと。
 
ってか、別に、真面目に取り組む価値もないと思ってる、だって、どうでもいいじゃないですか、この作業で私の男性観が改善されても、いったい何の意味があるんだろね、という発言に、どのくらいの怒りと絶望を読み取れるか、という点に、今後私が書くことが理解できるかどうかが左右される。
 
別に判ってくれとかも思っていない。
あ、女性は判ってくれる人がいると思う。
しかし、とりあえず、これは作業なんだよね、ってことで、まあ、続くか判らんけど、書こう。
 
 
まず、先週書いてたものの一部。↓
 
前に、強烈に思ったんだけど、mixiで「性犯罪をなくす」系のコミュニティがあって、ちらっと見たんだけど、男性でたまに「男の力は女性を守るためにある!」とか言ってる人がいて、ほんとに善意で言ってるのだろうけど、私は吐き気がした。
かかわってくるな、と思った。
かかわるなら人としてかかわってくれ。「男として」というのをふりかざしてかかわってこないでくれ。
 
結局、男性性は私にとって暴力だったり搾取だったりするのだよ。
だから私は内部に男性を作るしかないのだよ。
ある意味、物理的な力=女性にとって一番の脅威をもがれた存在として。
  
何か、アレだね、私のような過去を持った人がさ、こういうこと言うとさ、多分ひとは何も言えないと思うんだよ、でもさ、別にこんなこと大したことじゃねえんだ、何の統計か知らないけど、女性の3人にひとりは性犯罪に遭うらしいじゃないですか?
もしそうだとして、こんな苦しみ、普通なんだよ、女に生まれちゃったら。
 
↑ここまで先週書いてた。
つづき。
 
ってかよ、別に男性は女性の苦しみとか苦悩に関心なんかねえんだろ、共感性が乏しいとか、そういう性質もあるかも知らんけど、基本無関心なんじゃないの、いまだ経済的支配は男性側にあるし、世界中を呪詛で埋める憎しみに女性の心が焦土になってようが、女性は男性に従うしかないのだし、男性としては、別にめし作ってくれてヤらせてくれりゃ、それでいいんだろ?
女の心の中身なんか関心ねえだろ、違うか?
 
さて、ここで、ひとつ、なっがい記事を紹介しよう。

江東マンション神隠し殺人事件 星島貴徳被告

公判一覧去年の春の、例の、女性が消えて、で結局同じマンションの男性に殺されていた、という事件の公判。
性犯罪に遭ったことのある女性は読まないように。
(まあこの事件、実際は強姦していないのだが、動機等がやっぱひでえので。)
 
これを、男性/女性という図式だけで読み解くのは間違っているのは判っている。
しかし、徹底的にそう読むのもまた、私のような人間の作業としてはわるくないことだと思っている。
それに、もともとは性犯罪だしね。
 
人生と自分に何の価値も見出せていない犯人と、人生と自分を強く信じて目標いっぱいの被害者、あまりにきれいに対照的でさ。
しかし、↑を読んで私の一部が何を根底から叫んでくるかと言うと、
「ほら、女なんて夢を持ったって努力したって何の意味もないじゃん! 最後は男の性欲の犠牲になって終りだ! それみたことか! 今すぐおまえも努力をやめろ! 女に生れたって時点で完全に、いいか、完全に、負けなんだよ」
ということで。
今は反論はしない。
だって、そうじゃん、この事件は。
 
あと、よく男性は精神的に弱いと言うけど、まあ、犯人の生い立ちも含め、こういうの見てると、確かにそうなんだろな、と思うね。
いや、それ自体は別に責められることではないと思っている。
だって、性質だからさ。
弱いからこそ強くなるプロセスを踏むことに大きな意味があるし、また、強い弱い論でいけば、私はそうとう弱かったですよ、これまで生きながらえてきたのも、強いってより、むしろ心を麻痺させるという方法でやってきたんだからね。
 
でもさ、思ったんだよ、昔、男性の美輪明宏さんが(男性の、とつけるところが私がいかに男性を許していないかを表している、だって、この人男だろ?)、
「女性は腕力が弱くてちょうどいい。もし女性が腕力もあったら無敵すぎる」
と言っていて、まあ確かにそうなのかも知れんけど、しかし、思うに、女性に腕力があって、何か問題があるのだろうか?
無敵になるかな?
むしろやはり自衛のためには腕力はあったほうがいいと思う、でもなぜ自衛が必要かと言うと、男性の性欲が過剰だからだ。
でさ、女性に男性と同等の腕力があるとしてさ、でも女性は男性ほど性欲が強くないから、性犯罪とか起さないだろ、だから、別に腕力あっても問題ねえよ、問題あるとすれば男性側からだけだろ? 自分らの存在価値は何? っていう。
だから↑で美輪さんのことをことさら「男性」と強調してみせたんだけどさ。
彼の本は以前読んで、いいこともいっぱい書いてあるからリスペクトはしてるけど、たまに、ああ男としての自分を守るのはこういうタイプの男性でもものすごく重要なんだな、と思うことがある。
 
で、男性が精神的に弱い、という点なんだけどさ、これもさ、強かったらかなりのことが改善されるんじゃないかと思っている。
性犯罪を犯す男は普通の男と違う、とまともな男性はおっしゃるし、確かにそうだと思う、決定的に何かが違うとは思うけど、でもなあ、そればっかでなく、日常的なレベルでも、自分が弱いことが見つめられないから女を下に見て自分を守るとか、ほんとに弱くて情けない殿方の取る方法が、あまりに女に迷惑なんだよ。
性犯罪も、まあ病気かも知らんけど、迷惑この上ないよ、それに、本人が性犯罪と認識してないこともあるってのがまたタチわりいし。
判らんけど、通常の営みでさえも、男性側が、「すばらすい愛の交換をしたお(.∀.)!」と思っていても、女性側は「傷ついた」ということが、実はそうとうあるんじゃないのかな、でもここまで言うと男性があまりにかわいそうかな、でも今はそんなことどうでもいいや。
まあともかく、女を人間として見られないから強姦したり相手の気持を読む努力をしないのだろうし、最初に書いたように、女性の苦しみに無関心だろ?
それって裏かえすと自分を見つめられないからであってさ。
その強さ、ってか、そう、自分をそのまま見つめることって強さと如実に関係していると思う、潜在意識関連の本なんかでも、男性は自分を見つめることができない場合が多いと書いてある、そのへんで、女性のほうが自分の変革とかに着手しやすい、とか。
てか、それも「性質」なんで、別に男性が悪いとは思ってないんだけど、でもさ、今は仮定の話で、もし女性に腕力があったなら、もし男性に精神的強さがあったなら、ここまで世間が理不尽なことに溢れてないと、そういう話なんだ。
 
だから世界はそもそも理不尽なわけだが。
今はそれに強烈に怒りを持つ自分がいて、女性がこうだったら、男性がああだったら、ということを、私のなかの誰かがくどくどくどくど言ってくるわけだ、それを今書きつけてるだけ。
 
去年、たまに思ったんだけど、地球上から女性がすべていなくなったら、この世界はずいぶん軽くなるだろうと。
もしこの瞬間に、激しい痛みや苦しみを感じてる人がいるとして、それが消えることを願う、というのが正統な願いだとしても、もし消えないのであれば、それを持つ存在ごと消え去ったら、この世から悲しみはなくなる、ってか、とにかくほんとにその苦しみと悲しみに消え去ってほしいのだ、そして、そういうとき、たまに自分に対して思ったように、自分が終ればこの苦しみは終了するじゃないかという、それを世界規模で考えてしまう、そして、世界の悲しみの大部分は女性が抱えている、ってか、こう言うときの私は、真理は見ていないし、ただ、女である痛みだけしか見ていないのだ、だから男性がどうなろうと知ったことではない、ほんとに、心底。
だって、人格としては別に女性を必要としてないんだろ、ただ、家事と性欲処理と癒しwwwだけだろ、なら何か発明するでしょ、発明は男性の得意分野だから。
 
こうみると、私は強烈に、ほんとに強烈に、「男は女を人間としてみない」という価値観が刻まれているな。
(そして「人間としてみられる」ことがもんんんんのすごく重要のようだ。)
この解析が近々必要だろう。
 
 
あと、最近判ったことで、私の世界では、母親になることイコール不幸という図式が、はっきり刻み込まれていることが判った、ってのがある。
出産・育児は自由を奪う、というのは以前書いたけど、さらに大きく、母親になるということ自体が、不幸の象徴なのだ。
それについては気が向いたら後日。
 
ともかく、自分の心の手術をしようと決めるのは自分しかない。
もちろん施術時は、専門家の手を、私も借りてきたし、今後も最終的には専門家に頼ってきれいに超えていこうとは思うが、しかし、自分の心の切開をするかどうか、決めるのは自分だけだ。
それに取り掛かろうとしているすべての人々に今日は幸あれ。