性別の序列-私の世界設定

ずっと、「こういうこと書くとこういう向きの人を敵に回すなあ」とか心配して鬱々と考えていることを出せないでいたのだが、何かふっきれたので書く。
これからこんな感じで、ひとによっては不快、あるいは理解不能なことをしばらく書くと思うけど、ま、そんな感じで。
ちなみに私がほんとに言いたいことは後半に書いてあります。
 
 
職場、家庭で、あれ、自分って何でこれやってる(やることになっている)んだろう、あるいは周囲の女性を見て、あれ、彼女たちは何でこれやってる(やることになっている)んだろう、と思うとき、たいがいの理由が「女だから」で、それに35年間違和感と怒りを感じ続けてきたのだが、しかし、怒ってなんてはいけない、すべて我慢しなくてはいけない、と思ってきたのだが。
 
つか、こういう話になると、「男だって『男だから』という理由だけでやらされていることがある!」という反論を常に想定するんだけど、しかしだな、さっきやっと判ったんだけど、男性は、「男で偉いからこれを我慢すべき、やるべき」だけど、女性の場合、「女で下等だからこれを我慢すべき、やるべき」という価値の序列がすでに「性別の理由」に含まれているから自分は我慢できないんだな。
 
つか、私の頭は、そーとー「序列」を重視するんですよ。
(だから女性の世界の「みんな一緒♪」についていけない。)
上下関係、序列は男性の世界のルールのひとつだけれど、想像してみてくださいよ、そういう、序列絶対、みたいな設定がなされている頭でですよ、常に「そう生まれた」というだけで、「下等」設定が社会から、親から、なされているんですよ、しかしそれに文句を言うと、世界の半分(男性)と女性として安定して生きている女性から「ちょっとあの人はきついから」と距離を置かれるんですよ。
(会社の飲み会でも、性別を重視する男性主催のものは、男にすり寄るのが上手な女子しか呼ばれない。)
 
つか、あれか、やっぱ世の中には言ってはいけないことがあるんだな。
女が女に生まれただけで下等として扱われる辛さを吐露するのも、言ってはいけないことなんだな、きっと。
男性の精神の均衡を乱すから。
 
どーでもいいが上記3パラグラフが全部「つか」で始まってる件w
 
 
ま、そんなわけで、こういうことを書くことで、男性の友達が減ってもかまわないとさへ今は思っています。
とは言っても、本来は別に男性を攻撃したいとは思っていないし、結局これは真実に関係なく私の世界の設定であり幻想であり、つまり私の心が、「ずっと(父親を筆頭とした)男に下等として扱われてきた!」と思い込んでいるので(実際は、まあ父親はともかく男友達には丁重に接していただいて、いっぱい助けてもらっているのにもかかわらず!)、それを解除することが問題の解決となる。
そしてまた、私の(これまでの)世界の設定について、今やっと、外に出してもいいや、と思えてきたので、書いている。
 
ちなみに、私の男性への怒りはそれつまり父親への怒りなのだが、生れてこのかた親を嫌ってはいけない、親に怒ってはいけない、と思い込んでいて、父親を憎むかわりに男性全般を憎んできたんだと最近判ってきた。
恐ろしいほどに、「父親は完璧な人!」とつい最近まで思い込んできた。
が、実際そうでもない、と判ってきて、私は自分で自分の心に課していた抑圧に気づいたのだった。
(これは親が悪いってより、やっぱり私の、自分を責めやすい性格のせい、そしてまた、これは親は絶対判ってくれないだろうけど、結局親をかばっていたんだよね、優しいんですよ、私はwwwww 冷たいと言われ続けて育ったけどね。)
 
先日中は、自分の性別に関する苦しみの取り組みだったが、これからしばらくは、これもまた私の最大の苦しみのひとつであった男性への怒りへの取り組みになるかな。
しかし来週東京に行った際にすでに方策を講じようと思ってるんで、まあ早く解決するでしょう!