一度の過ち

一度の過ちってのは、案外許されないものなのだな。
まあ、いちおう、決定打が一度、しかしその前にいろいろとこまごましたことがあり、というのは事実だが。
確かにあれは、見過ごせない過ちだったのかも知れないが、その後何年も、結局、過ちを犯した人は、それを糾弾した人たちから受け入れられないままだ。
 
糾弾するに足る過ちだったのは確かだが、人は、変わるのだよ。
それに、人って欠点だらけだしなあ。
ま、糾弾してた人たちからしたら、「そういうことではない」となるのだろうが。
ちょっとone sided storyに過ぎないか、あまりに長くないか、と思うわけだ。
 
……ま、私が見ているのも結局は別側のone sided storyなのだが……早くすべてが氷解するのを願ってやまない。