確かに、「逃げ込んで」いるのだ

ほんとはOUTRAGEのことなど書きたいけど、今読んだ、ある人の日記で、まさにそうだな、と思ったので。
 
その人は、人との距離を取るのがうまくない、と自分を評していて、その後、自分が学問に逃げ込むのは、過去の人間関係で受けたショックのせいである、と書いていたのだが、私も前、知的な部分でしか自分を評価できない(私が頭がいいという意味でなく、人間関係が壊滅的にヘタなので、知的な方面だけ探求したくなる、ということ)、と書いた。基本的には同じことなのだろう。
 
最近は色んな言葉を学びたいお! と思ってやっているけれど、判ってるって、これも、完全なる、「逃げ」なんだよな。
 
こないだうち、会社で海外エンジニアトレーニングがあって、20名ほどの外国人と知り合ったけど、結局それだけのことで、自分が、何か国語かの言葉で自己紹介ができるよ、なんてのは何の意味もなさないわけですよ、なぜなら、私は人に話しかけるのが怖くて、結局誰にも彼らの言語が1%くらい判るよ! ということを言わなかったので。
 
英語だけをとっても、去年の秋くらいからずっと思っていたなあ、私には片方しか翼がないわけです、言葉を学ぶのが好きで、得意である、という翼だけで、では習得した言葉を使って人間関係を作れるかと言うと、まったくできない。そっちの翼は、ない。
英語を専門にする仕事を何年もしながら、そして海外にいたこともありながら、私に見事に「ひとりも」海外の友人がいないということが、これを実証している。
昔から、ALICE IN CHAINSの、"I'd like to fly/But my wings've been so denied"という、"Down in a Hole"という曲の歌詞がずっと気になっていたけど、最近、自分が半分そうだったんだな、と実感している。
 
そういうことを度外視しても、言葉を学ぶのが好きだから、ほんとに興奮するほど好きだから、やるにはやるけれど、使う場は、ない。
 
まあ、それだけのことだ。