ナルシストはなった者勝ち

河村隆一だ。
ナルシストと言えば河村隆一だ。
 
LUNA SEAはエクスタシーから出たのから「Style」までは持ってて、別にすごくファン、とかでもなかったけど、いちおう変遷は見てきた。
「Style」は一度売ってしまって、こないだ安価で見つけたので再び買った。
今聴くと、よいね。地味だけどね。そこがまたいいじゃないですか。
 
しかし、歌詞が一部受け付けないなあ。
"Luv-U"はあのアルバムで一番好きな曲なのだけれども、歌詞が((((;゚Д゚)))))
あんまり晒したりとかしたくないので引用はしないけど、あなたの閨における活動を書かれても((((;゚Д゚)))))しかもそのねちっこい歌い方で('A`) と思った。
 
確かこの頃、JAPANのトリビュートなんかもこの界隈のミュージシャンによって録音され、好きなアルバムではあったのだけれども、河村隆一SOFT BALLETの藤井先生と組んでやったやつは……もちろんアレンジは藤井先生だからカッコイイに決まっているのだが、河村氏がつけた日本語の歌詞がやっぱり閨における活動系で((((;゚Д゚)))))
この頃から、歌詞に河村氏の自身に対する酔いを激しく感じるようになったので、ちょっといやになってしまった。
 
いや、この人の歌詞は全体的に嫌いではないのだが。
特に初期の、よく判らんけど哲学的っぽそうな、でもよく読むとけっこう平たいこと言ってるよね、というようなのは好きなんだけどね。
それに、ソロになったあとちらっと聞いた、「ライヴでは笑えるコント(だっけ?)のようなものをやって、その直後に泣ける歌をやる。それでお客さんが泣いてくれるかで自分の実力を確かめたい」というような、表現者としてがんばっているのだな〜という話は好きなのだけれども。
 
ナルシストはやだなあ。
自分を大切にする、とかそういう次元ではないところのナルシストね。
でもナルシストになると、たいがいの批判はスルーできるようになるからね。
何言われても強いよね。
だからナルシストはなった者勝ちだな〜、とLUNA SEAを聴くたびに思うのである。