ヴィジュアル系商法(?)は女性にしかきかないのか

いつもお世話になってる方が、好きだったバンドが復活したのだけれども商売が阿漕で応援する気になれぬ、と怒っておられた。
話から察するに、途中からヴィジュアル系に転向したバンドで、とても高価と思われるチケ代にもかかわらず、復活ライヴはソールドアウトだ。
 
ヴィジュアル系」はさまざまな定義があろうが、ひとつには、ファンのほとんどが女性である、というのがあると思う。
そういう意味では、BUCK-TICKヴィジュアル系になるのだろうな。もちろん男性ファンがいっぱいいるのは知っているが、ライヴに行けば今でも7割は女性だ。
 
多分↑の方が怒っておられたのは、新たに曲を作るでもなし、遺産で法外な値段をふっかけて商売している、という理由だと思うので、「B-Tも最近阿漕なんです」と言っても、B-Tは現役でやってるから、しかも20年以上も現役なんだから、と言ってくださる(私ガ好きだと知ってるから、ってよりほんとにB-Tを評価なさっていると感じる)とは推察するが、しかし、やはり、B-Tも最近ちょっとなあ、だぞー。
 
新規ファンの開拓が難しい現在、B-Tは既存のファンにどれだけお金を払ってもらえるか、に焦点を絞ったリリースのしかたをしていると思う。
音源、映像、これらのリリース方法もそうなんだが、特にツアーグッズがなあ。
詳細は面倒なので書かないが、商売だな〜もちろん音楽で食ってるんだから商売して当たり前だけどな〜、と、ライヴのたび、私はいつも複雑な気分でロビーにいる。(とか言って一度ユータ関連のグッズを買ったことがあるw)
 
(B-Tに限らず)ほとんどの女性ファンが、ちゃんと音楽を評価してファンだというのもわかっているのだけれども、ヴィジュ系バンドが好きなのも、じゃにーずが好きなのも、基本的には同じことだと思っている。(もちろん自分も含めてですよ。)
で、思うのが、じゃにーずほどの規模の商売が、果たして男性客相手に成り立つのか、ということである。
 
よく、夜の世界でも、女性のほうが見境なく金を遣う、と聞くけれども、これは正しく言うと、盲目度が高いということだ。
じゃにーずもバンドも一緒だ。客の盲目度が高いから、ああいう商売が成り立つ。
これは揶揄でも批判でもなく、事実として女性はそういう傾向があるのだが、なぜなんでしょうね?
 
って答えは判らないので「?」つけたまま今日のエントリは終わり。
あ、ちなみに最初の話で商売が阿漕だって怒ってたのは男性ね。