ニ連荘第一夜-SPANAM/PULLING TEETH/マイライト

3/17、新栄、サンセットストリップ。
 
東京の3バンドはどーせ8時以降だろうとたかくくっていたら、マイライトは7時半予定だって! 会場に問い合わせてよかったよ。
しかし遅刻仕様にできあがっている私のこと、8時にしかつけず。当然マイライトもうやっているー。としょんぼりしていたら、始まったばっかだった。よかったー。
 
voの浅野さんの髪(と眉毛)がオレンジなようなピンクなような色に変わっていた。
このバンドはいつもいいライヴをやってくれるのだけど、いかんせんヘヴィロックの範疇では語れない音楽性なので、去年の4月のショウに続き、まだ名古屋では客がついていない印象。
私は好きなんだけど、これも性格的仕様上、ひとりで前へ行ってノリノリ、ってことができないorz
まえに書いたか忘れたけど、このバンドは歌詞もMCもものすごく独特な言語。落語とかの影響なのではと思われるのだけど、かなり興味深いです。
ああ、寅さんの口調に似てる、と言ったらわかってもらえるかな。何か特有の呼称があったよね、ああいう言語(なまり)に。って浅野さん絶対江戸っ子だと思ってたら福島の人らしい。
ところで、このバンドの"娑婆ヨサラバ"という曲はSUNS OWLのSatooさんに捧げられたものである。
彼の命日、2/24以降、ずっと書こうと思ってたんだけど、今年、私は、2/24当日にはガーリックボーイズの"流星雨"、そして3/17にはマイライトの"娑婆ヨサラバ"、この2曲を聴くことで彼を弔ったつもりである。
(ガーリックの曲はSatooさんに捧げられたものではないとは思うが。)
 
次はPULLING TEETHでげした。
人がどっと増えて、安心した。まあPOWER TOUCHが共演する日だから、人は多いだろうとは思っていたけど。(POWER TOUCHという名古屋(ってか甚目寺)のバンドはかなり客がついているバンド。)
しょっぱなから男子が暴れる、暴れる、って感じ。それを見ているのもまた楽しかった。去年観たときとえらい違いだ。
これはつまり、告知さえきちんとすれば、プリングを観に来る人は名古屋にもけっこういるってことだ。宣伝の重要さを痛感。って私はバンドマンじゃないがw
(あとで、今回のライヴ、POWER TOUCHが告知に力を入れていたと聞いた。)
にしてもギターに興味を持って数ヶ月、鈴木さんのギターはやっぱりカッコイイな、おい。
ずっとリフメーカーだわ、とは思っていたけど、リフでもないフレーズでもない、よくわからんことをやっているときの音がかっこよすぎ。
(という私の説明がよくわからんですね。)
彼はやっぱ孤高の人だね。
 
トリがSPANAMだったのは、プリングとマイライトが翌日までに鹿児島に行かねばならんかったかららしい。
って順番なんてどうでもよい! SPANAMは間違いなく現時点で私の中の一番好きなバンド一群に入っているからだ!
基本的には今回はプリングとマイライトのカップリングツアーなんだけど、名古屋だけSPANAMが参加してくれたんだよね、この日はいろいろあってライヴ行くのどうしようと思ってたんだけど、わざわざ東京から来てくれるんだよな、と思うと、やっぱ行かねば、と思った。
そして、ほんに来てよかったよ、というライヴをもちろん見せてくれた。それはSPANAMだけでなく、上で書いた2バンドもね。
しかし! (ってSPANAMになってからテンション高くなっている私w)やはり持ち時間が少ない! 全部で6バンドでしたからね。
最近出演バンド数を少なくしようという声が私の周囲ではあがっているが、ほんとそう思うよ。
"Logic Bomb"と"The Lost Generation"をやらなかったのは残念でならない。かと言ってこの日実際にやった曲も全部必須な曲ではあるし、けど、やっと空気があったまってきたね! ってとこで終わりになるし、要は時間が足りないのである。
アンコールも、会場が夜中にイベントをやらねばならんかったためか、できなかったみたい。(って私が帰ったあとにやった、ってオチはなしですよw)
これは愚痴ではなく今のシーンにおいて重要な課題ですよね、という意味で書いている。で、これに関する話は、翌日のSURVIVEライヴの感想に続く。