新潟の仏教典

昨日浜松について書いたが、初めて降り立ったってのは間違いだ、まえBUCK-TICKで行った気がしてきた。いや、どうかな、たぶん。
 
B-Tでは親友といくつかの土地に訪れた。
どの土地にも思い出はあるが(と言っても大半は友人がどの土地でどういうギャグを言ったかという思い出だがw)、今日は新潟について。
 
新潟はLSBというB-T、LUNA SEASOFT BALLET3バンド共演のイベントで行った。ゲストは確かTHE MAD CAPSULE MARKET'Sとkyo(磯野ひろしさん)のバンド。(デランジェ? そのあとのバンド?)
会場は田んぼのなかにあった記憶がある。いや、どうかな、たぶん。
 
このとき泊まったホテルは部屋が広くて、その時点で私と友人はテンション高かった。
で、通常ならば聖書が置いてあるとこ、仏教典が置いてあり、それがまたうちらのテンションを高めた。
聖書ならばつまらなそうだが、仏教典だと何だか興味がある。(友人はNHKの寺特集とか大好きだ。わしも仏像とか大好きだ。)
というわけで適当にまわし読みをしていたのだが、ある説話が大変ありがたく、我々は酸欠になるほど笑ったのである。
 
それは「3匹の鬼と人間」とかいうタイトルのお話で、だいたいこんなお話であった。
 

ある山に3匹の鬼がいて、全員で宝物を見つけた。
財宝がいっぱいつまってる中、わらじが一足入っていたのだが、ただのわらじか、とか言っていたら仙人が現れ、それは空飛ぶわらじである、片方だけでもはいたら飛べるのよ、などと告げていなくなった(このへんうろ覚え)。
で、財宝もいいけどもこのわらじホシス! と3匹ともが言い出して、そのうち、片方だけでも飛べるなら2匹まではこのわらじがいただけるな、と気づいたものの、しかし誰が辞退する、などともめておった。
そこに人間がひとり通りかかり、「いかがなされた」と訊いてきた。
鬼が状況を説明すると、人間は、
「では、私がこのわらじをみっつに分ける案を考えてあげますから、少し時間をください」
と言って考え出した。
そのあいだももめ続ける鬼。
そして、もめているうち、鬼らの目に入ったのは空飛ぶ人間の姿、何と人間はわらじを両方はき、しかも財宝も手に抱え、飛んでいってしまったのであった。

 
この世知辛いオチに、我々は悶絶した。
まさに「ちょwww」なオチである。
 
ところで、これ以降、ホテルに泊まるたびに仏教典を探すのだけども、あってもこのとき読んだのとは違うやつしかない。
この新潟のホテルにあったものはいったいどこの宗派のものだったのだろう。
 
さらにちなみに、最近聖書もホテルには置いてないですね。
何かホテルに配ってた団体が問題アリな団体だったからとか?? (↑に出てくる、B-T行脚した友人が言っていた。)
 
(今回の話、新潟、ってのはあまり関係なかったね。ただ新潟のホテルにあった、というだけで。)