まさか生で聴ける日が来るとは〜ポール・ロジャース-Udo Music Festその5 

陣取ってたシートに戻ると、シートの上にバッタさんが鎮座しておった(笑)。うりゃ!とちょっと脅すとすぐどいてくれますた。いや〜自然だね〜トンボも大量にいたしね。
 
さて、あとはポール・ロジャースとKISSだ。
ポール・ロジャースは……若い人は知らんかも知れません、イギリスの、超うまいブルーズ/ロック・シンガーです。60超えてたっけ??
どうでもいいんだが、私この人がずっと「ディープ・ボイス」って言われてんのが何でか判んなくて、生で聴いて、たまにハスキーがかるところとかが深みにつながるのかな??とか思っていたが、今でもよく判らない。声質は爽やか系だよね??
デヴィッド・カヴァデールが「ディープ・ボイス」ってのは判るんですけどね。
まあいいや。ともかく、エビニラまんじゅうを食しながら観る、あのポール・ロジャース。贅沢だね。
いつどんな状況であれ、この人ぁ自分の息と喉をコントロールすることができるのだろうな〜と、その安定ぶりにほんと驚く。
途中、何度も、
「今日のお客さんは最高だ!」
と恐らく1000人くらいの観客に言っていたけど、やはりキャリア長いと営業トークがよどみなく出るね(笑)。
 
食事終ってからちょっと前の方に行ってみたんだが、途中、サブステージからめちゃめちゃイカすギターのチョーキングが聞こえてきたん

で、偵察にいくかなと歩き始めたら、"All Right Now"が始まった! のですぐにメインへとって返す。
めちゃめちゃ好きな曲です。本当に本当に必要なパーツだけで組立てられている曲です。当初(1970年代初頭)はこれでハードロックと呼ばれていたのですな。
しかし生で聴ける機会に恵まれるとは、ほんと嬉しかったですな。単独公演ならば行かないけども、フェスはこういう機会がありますから、ほんとそこがよいところです。
 
で、サブステージの方だけど、スティーヴ・ヴァイかあ。
歩きつつ耳を傾けてみたが、あんまり興味ひかれなかったのでバックドロップが凝ってるなあということくらいが確認できる距離でしか見なかった。
昔、デヴィン・タウンゼントが歌ってたアルバムを買ってみたんだけど(歌にひかれて)、私はあまりヴァイの音楽とは波長合わないようで。ちらっと立ち止ったのち、何となく耳で聞きながら、トイレ行ったり帰りの電車の時間を確認したりしてた。
観た人は最高のパフォーマンスだった、何でメインでやらせないんだ、という声が多かったです。
 
ところで、AICの仕込みか撤収のときか何かに、ビリー・シーンにそっくりなオサーンがメインステージにものを取りに来てたけど、本物だったんですねw ヴァイに出てたらしい。

セットリスト(ポール・ロジャース)
1.Closer
2.Rock Steady
3.Pack
4.Pony
5.Radioactive
6.Satisfaction G.
7.Fire And Water
8.Simple Man
9.Saving Grace
10.Lousiana Blues
11.Bad Co
12.Feel Like Makin Love
13.Shooting Star
14.R & R Fantasy
15.Can't Get Enough
16.Wishing Well
17.Allright Now
(↑富士のもの)