佐川急便に見た夢

くだらない話だが、思い出したので。
 
私が最初にOUTRAGEに興味を持ったのは、酒井康の「Heavy Metal Syndicate」で彼らの"Megalomania"が流れたときであった。
この曲が収録されている「Life Until Deaf」リリース時、同番組に阿部さんと橋本さんがゲストで出演し、そのマッシヴな名古屋弁ににやにやしたものである。
そのとき、阿部さんが「これは俺のソロアルバムだで」とか言ってたのも笑ったが、一番「そうなんだ!」と思ったのは、橋本さんが普段は佐川でドライバーをやっているという話であった。
(と言っても「おれ佐川で働いてんですけど」ってわざわざ言ったわけでなく、「自分らのアルバムを仕事中聴いてるとやっぱいいな〜と思う」、というような話で、そのシチュエーションが深夜、佐川の車の中、って感じで、ぽろっと言っていたと記憶している。)
ともかく、それ以来、職場などに佐川が来るたびに「橋本さんだったら応援してますと伝えるんだ」と決めていた。
 
今思えば、あれは夢だったのだ。
豪州に一時移住する99年の夏くらいまで、わしの夢のひとつは、「佐川で配達してる橋本さんにばったり会う」というものだったのだ。また、佐川の車が路駐していると、車体に記されているドライバーの名前を確かめて、いつか「橋本直樹」という名前にはちあうなんてことも夢見ていた。名古屋だからあり得るもんね!と思っていた。
 
今となってはとても懐かしい思い出です。
 

(註・「佐川」という名前は、ラジオでもはっきり言っていたし、もう昔の話なのでいいかなと思って伏字にしませんでした。)