GUNSN'ROSESに温故知新

昨日書いたビデオ発掘話ですが、「GUNSN'ROSES」って書いてあるのがあったので観てみた。
どうも、92年くらいに来日したときのらしい。(「Get in the Ring」ツアーだ、とMCでアクセルが言っていた。)
 
アクセルが、思ったより真面目に、ってか全力でパフォーマンスしていたので驚いた。(注目はそこかよ! とつっこんでください。)
 
あと、CMも入らずにほぼ2時間ぶっ通しで録画されてたんだけど、WOWOWとかかなあ。しかしWOWOWなら画面上にたまに「WOWOW」とか出るはずだが、出なかったし、NHK BSか? 何か謎なビデオだった。(って市販されてるののダビングものだったりしてw 調べるのがめんどい。)
 
まあそれはともかく、わしは別にこのバンドの特別なファンというわけではないのだが、よいライヴだった。アクセルはともかく、長身で目立つ楽器隊も全員広いステージ走り回るってのは見物ですな。
 
ちなみにわしが一番好きな曲は"Civil War"だ。
「Appetite for Destruction」のときは全然好きだと思わなかったけど、「Use Your Illusion」で良さが判るようになった。で、最初に「いーじゃん」と思ったのがこの"Civil War"だったんだけど、今でもやはりこれが一番よい。って「Use Your Illusion」持ってないんだけどね、残念ながら。だから久々に聴けてぐっときたよこれ。
 
ところで、"November Rain"のときにアクセルはピアノを弾いてたけど、ひとつ残念なことが。
あの曲って2部構成じゃないスか、で、PVから推察すると、曲調変るときに主人公(ってかアクセル)の嫁さんが亡くなるのではないかと思うのだが、今日観たビデオでは、そこの、曲調変って緊張高まるところがはしょられたんだよね。曲調変ってほとんどすぐ、スラッシュのギターソロになってしまっていて。
全編ピアノで伴奏していたアクセルが、あそこのところでどうやって曲調の変化と共に気持ちを切り替えるのか、そのへんを感じ取りたかったのだが、飛ばすなよorz
 
 
こっからは女性向けの話。
アクセルってカッコイイ人だけど、何で彼が魅力的なのか考えてたんですよ、今日ビデオ観ながら。
で、思ったのは、あの人は、一部の女性が持つ、「普段はこの人あんまり身なりに気を遣わないけど正装させたらきっと王子様に変身するわ」という妄想欲を刺激するのでは、ってことだ。
正直、わしはあの人の声はヘンな声だと思う。あと、ステージングも、パフォーマーとしてはすごいなあと思うけど、個々の動きはこれまたヘンなんだよね。あと衣装もヘンだし。
でも、ってまあこれはさっき書いた"November Rain"のPVで披露されてはいるけど、正装させたら貴公子になるはずなんですよ、あの人は。
そのへんのねえ、「ロッカーとしての彼は判った、しかし、また別のことをやったら別の魅力が……うふ」と思わせるのがあの人の魅力かなあとおもた。
だってさ、ほんとに「貴公子」と呼ばれていたジョン・サイクスとかはさ、ロッカーとしても貴公子然としててさ、歌もうまくて決してヘンな声も出さないけど、アクセルは一般の価値観からするとちょっとズレてる感じをカッコよさとしてやっていたわけで。
でも、一般の価値観からして普通にカッコイイことをやらせても、彼はきっととても魅力的だったはずなんですよ。(注・ジョン・サイクスも出自は上流階級じゃ決してないけど。)
 
うまく書けたか判らないが、ま、そんなことを考えて観ていた。
 
しかし、何にしても、ハードロック界は惜しい人を欠いてるよな。ま、アクセルの場合、自分で勝手に戻ってこないだけだけど。 
 
追記
途中、アクセルがNINのTシャツを着てた。そういや彼、NIN好きだったっすね。