EXHORDERの2枚組

kreutzer2005-02-07

書いてるのは3/5。
ロードランナーから出てる、「Slaughter in the Vatican」(1枚目)と「The Law」(2枚目)の2枚組のやつの感想。
曲の区別がつかない病のせいでよく各曲のことは判らないのだが、2枚ともに共通して言えるのは、昔の音、ってよりはここ5年くらいの音に近いってことっすね。「The Law」の方がやはりよりその傾向は顕著ですが。確かに激しくスラッシュなのだけど、ここ7年くらいでブレイクしたバンドのヘヴィさみたいなのの原型が聴ける感じ。
わしは「The Law」の方が好き。1枚目よりリフは単純になってんだけど、より印象に残る出来になっている。スラッシュって定型な音楽で、小技を色々つなげていく印象があるのだけど、「The Law」は小技を定型でつなげるってより、もっと有機的な曲展開が聴けまつ。最近(ってかモダンヘヴィネス系の後期あたり)のバンドでヘヴィロックはまった人には、「The Law」は大変お勧め。ほんとはめちゃめちゃ器用なのだろうが、そこまでそれをひけらかさない感じが素敵。
全体的には2枚目の方が好きだけど、曲で言うと、1枚目の3曲目"Desecrator"の最後から"Exhorder"につながっていくとこがよい。
(新音源通算13・14枚目)