うだうだっつっても真面目な話

ええと……輸入盤規制の話に絡んで書いたかどうか判んないけど、実質好きなCDが選べなくなるという直接的なことより、そういう状況にもっていける法律を普通に通そうとする国だということに大変な危機感がある、ということなんですが。
それと絡んで、先日、イラクで人質に取られてる人たちの家族が国民に謝罪、って話聞いて、「何で謝るんだ????」と。
確かに、わしが毎朝観てるズームインスーパーでの家族の人(って1人だけだけど)の態度はいいとは言えなかったけども、彼の置かれてる状況を考えれば、それはもう仕方のないことで、ま、逆に、だったら最初からテレビ出演は断った方がよかったね、という感想だったんですが。
でも、謝ることでもないでしょう、と。こっちがちょっと想像力働かせて、「……自分が同じ状況だったらやっぱああなるかな」とか思わないのかな、というのが素朴な疑問。
あと、自分は実質この数日は輸入盤規制の方しか追っかけてなかったので、ネットでどういう意見が出てるかよく知らなかったんだけど、はてなをちょっと見て回ると、「こんな時期にイラク行ってるヤシが悪い」ってのが多いんですな。
自分も「何でこんな時期に」と思うけど、それとこういう事件にどう対処するかは全く別物であり、起きちまったら、もうどうやって解決するか、救出するか、そこしかないだろうと。
つーか状況がどうであれ、国民が危険な状態にあるときは無条件に助けるのが国家の役目、ってのは基本中の基本だと思うのですが。「まあ助けなくていいじゃん、自己責任だから」とかゆうてる人は、自分が海外で危ない目に遭ったときも、「いや、自分が選んで来てるのだからヘルプは結構でござる」とか思うのかね。え、「最初っから危ない時期に危ないとこなんか行かないよ」ですか。ま、そりゃそうですけどね。でも件の3人(プラス2人)は遊びに行ったんじゃないんですけどね。ともかくまあなあんか苛立ちの矛先が違うんだよな、と思うのよ。
と思ってたら、星野智幸さんの日記が大分わしと心境が似ていると判った。結局何か、起ってる出来事から垣間見えるこの国の怖さってのかな……そういうとこですよ。
自分は日本は嫌いだと言い続けてるけど(勿論どの国もいいとこ悪いとこあると判ってるが)、多分根底にはこういう恐怖心があるからなのだろう。と最近冷静に判ってきた。