音楽CDは、独占禁止法の例外として再販売価格維持ができる、つまり国内で価格競争をしなくていい。そのうえ輸入盤も制限できるとなると、海外レコード会社とも価格競争がなくなります。輸入権的なものを認めている国は世界に数十カ国ありますが、国内外ともに価格競争しない国は世界に例がありません。輸入権を認めるなら、再販制度を見直し、価格競争を促進すべきです。

昨日から騒いでる輸入盤の規制ですが。とりあえず↑を吟味していただいて(↑の引用が含まれる記事の全文はこちら→http://blog.melma.com/00089025/20040216154056)。
有り得ねえ。もし輸入盤が規制されることになったら、今後レコード会社は一切売るための努力はしなくなるだろう。正確に言えば、消費者が満足できる品質にする努力はしなくなるだろう。
わしが歌詞対訳をよくしたいね、そうしたら今は輸入盤を買ってる人らも日本盤に戻ってくるかも、と言っていたことは、総て水泡に帰す。
つーか「歌詞対訳の品質? ハア? 眠たいこと言ってんな、ヴォケ」てなもんである。
続く。

pm 16:59

ネットにしてもCDRにしても、レコード業界のいまの不満は、情報革命への道に横になってわがままを言っている子供にほかならない。

本間忠良「ネット音楽とアナルコ・キャピタリズム」より。
そうなんだ。さっき考えてたんだけど、輸入盤規制は、音楽業界の最後のあがきだろ? その影響はあまりにでかいが、しかし、どっかでも見た意見だけど、規制が発効するとなれば、業界の凋落は確実だろう、つーか音楽ファンはそこまで軟弱じゃないッスよ。見放すハラぐらいはあるだろうと。
そしたら5年後くらいに今の業界の形態は破綻してるだろうから……って焼け野原に新たにビル建てるのと同じですね、これって。

とりあえず今から帰宅する。

pm 21:35
「いっそのことアーティストの手売りしか認めない法律でも作れよ 」
2ちゃんで拾った一言だが、まさに(笑)と言いたい。
まあここはこの事件に関してわしが思ったことをつらつらと書く場になりました。つーか正直立場上あんまり業界の批判できないんで、今後これ関連でほんとに動くとしたら、別ハンドルでやります、って宣言してどうするよ(笑)。
とりあえず、ここではあったま悪くふと思った疑問、印象、そんなのをつらつらと。