ユータの話〜バンド自体の話

昨日、アホなエントリしてから、ユータが大好きだったころの気持を思い出しちゃったぢゃないかww!
と、墓穴掘った状態ですが。
 
mixiのほうで、「樋口豊」コニュに入ってみてるにもかかわらず、今まで一度もコミュに入ってるみなさんの会話を読んだことがなかった。
(B-Tファンじゃないかたへ:樋口豊はユータの本名)
でも、今日コミュの発言読んでみたら、みんないいなあw
「計算しつくされた可愛さ」とか、判ってらっしゃるなあ、とw
 
 
いちおー長年B-Tを眺めてきた目からすると、いつくらいだっけ、ユータが「小さな生き物」キャラとして開き直ったのって。
2001年くらいか?
私、「One Life One Death」ツアーだけは行ってないんだけど、これのあと、だから「極東I Love You」のときだっけ、このときくらいから、あの小ささと少年ぽさと可愛さを前面に活用し始めたよーな不確かな記憶あり。
ともかく、いつかの時点で、「ああ、開き直ったんだな」と思った。
だって、昔は、「ほしいもの」って質問に、「うちでのこづち」って答えていて、涙を誘ってたし。
 
 
この話書いたか忘れたけど、私はB-Tファンになって2年くらいは真ん中の人のファンだったんですよ。
あ、この話は書いた気がしてきた。
あっちゃんファンになるのは「B-Tファンとして通過儀礼」みたいな感じだ、と書いた記憶が。
で、ユータは最初からお気に入りではあったが、ある日、あれは大学受験への勉強も佳境にさしかかったころか、あるいはすでに受験の季節に入っていたころか、忘れたけど、
「ユータのファンになろ」
と突然思い立って、
「こんなふうに決意して、人は誰かを好きになれるものだろうか?」
と半分「人体実験」的意識を持ちながらw、好きになろうと努力してたら、大学入るころには立派に「ユタファン」に変身していた。
 
 
一時期はほんとに好きだったな〜。
何年くらいだろう。
大学にいた4年間くらいかなあ。
ちょうど、ファンになって2年めくらいに「Darker Than Darkness」が出て、あのアルバムでベーシストとしてめちゃ進化したじゃないすか、チョッピングとかスラッピングとかやりだしてさ。
(だから私のなかでいまだにチョッピングやってた"Zero"と弦を叩いてた"青の世界"は特別な曲なのだ、ユータファン視点にて。)
 
当時の彼はスペクターの木目のベースがメインで、いまだに私もあのころの彼の姿に一番思い入れがあるな〜。
 
何か、もし、最初にB-Tを知ったころからユータが今みたいな「可愛さ利用キャラ」だったら、たぶん「ムカつく」とか言ってたと思うw
今でも微妙だからなあ。
いや、大好きなんだけどね。
もう何やっても許される、というのも同意だしね。
ってか、もう「そういう役回り」だからさ。
 
でも、どっちかっつーと、松井常松直系だった、「寡黙なベーシスト」なころのほうが好きかなあ。
ってか、自分のなかで、あの時代を見てきているから、今の彼を、「w」と思って眺めていられると言うのか。
いや、今の彼を見てファンになった人を否定してるわけじゃなくてさ。
あくまでも、私のなかの順序として。
たぶん私自身がBOOWYファン→B-Tファンという道を辿ったから、松井常松風味に重要性を感じるのだろうしね。
 
 
一番好きだったころはもちろんのこと、結局今も、ライヴ行くと8割はユータしか見てないかなあ。
何だろうなあ。
基本的に、小さい男の人が好きなんですよ。
ってのもあるけど、B-Tの音自体との関連性がかなり大きいんだよね。
私にとってB-Tの音楽性で一番好きなのはベースリフのカッコよさであってさ。
だから、ユータのファンであるというのは、どうしても、あのベースを体現してくれている、という意味も大きくて。
そこと、彼自身のファンであるというのが切り離せなくて、ライヴでも彼ばっかり見ているのだと思う。
最近は今井くんを眺める時間と、あ、あと、あっちゃんを眺める時間も少し増えたけど、不思議だよね、あんな超絶美形とか、今井くんみたいな個性のかたまりみたいな人でも、数分見てると飽きてくるんだよ。
なのに、彼らより個性薄いと思われるユータは飽きるってことはない。
結局、これが「好き」ってことなんだろうね。
 
でも、あれだよ、やっぱり、さっきも書いたけど、「私にとってのB-Tの音」の重要度の、かなりの割合をユータの演奏が担ってるわけだから、彼を見つめるイコールB-Tの音に集中してるとも言える。
うん、ほんと、だから、私のなかで、ユータの重要性というのはどうしても薄れないんだよ。
 
 
何か真面目な話になってきちゃたなあw
ユタの笑える話なかったかな。
ううん、いいや、このまま、何が好きか書いていこう。
ベースプレイ以外だと、声が好きだw
少年にしか聞こえないあの声がw
あとは……人間性なんて知らんし、ああ、そういやあの人日本の城が好きだよね、それはちょっと笑えるな、いい意味で。
 
昔は、覚えるほどインタビュー読んだりして、いまだに覚えている発言とかあるけど、そういうのは、まあ、いい思い出として、ってか、今振り返ると、そういうのが幸せだったんだよなあ。
よく考えるとどーでもいいことだと思うんだけどさ。
いちミュージシャンの雑誌での発言とかさ。
だって、名言とかでもないんですよ、ほんと、ごく普通の会話を、覚えてるw
ってかそれくらい好きだったw
それはたぶん、ユータだけでなく、B-T全体がね。
 
 
今回のツアーは久々に4本も行くんだが。
最初は関西は「泊りにするか?」と友人・石塚(仮名)と言ってたんだが、夏にフェス関連で活動されると、それがどうしても泊りになるし、年末はデイインもある(だろう)から、まあ、ツアーは日帰り基本で。
でさ、いちツアーで何本もライヴ行ってたころってのが、一番ユータが好きだったころなんだよね。
そういう意味での懐かしさがあるな、「ツアーをがんばる」という行動には。
主要都市は当然として、新潟、仙台、静岡、岡山あたりで、ライヴ後に石塚と街を散策しながら、今思うと、B-Tのこと関係なく、いつも何かを探してたし、何かが足りないと思ってたんだよな。
自分の人生こうじゃないとか、別のありかたがあるはずだとか、そういう焦燥感が、いつもあった。
でもその焦燥感が、一番つきあいの長い友人でもある石塚との、B-Tネタ会話、ほっとくとどこまでも暴走するネタ会話の楽しさに、今思えば、強く励まされていたのだと思う。
 
今は、あのころの「焦燥感」さえ懐かしく、また、今回のツアーで、それをリアルに思い出したいとも思ってるんだ、だから、アルバム自体は正直今イチだけど、今回のツアーはものすごく楽しみにしている。
 
焦燥感に関してだけど、当時は音楽ライターとかになりたかったから、やっぱそういう方面での焦りもあったよね。
でも、流れに任せて生きてて、洋楽方面で、仕事で音楽に関わる立場になった時期もあって、まあ今もそうではあるけれど、でも結局B-Tと仕事で絡むってことはこれまでなくて。
まあこれからもそういうことはないかも知れないけど、でも、当時の自分がじりじりしながら思ってた、「いつまでもただの客じゃいやだ」みたいな気持は、あれから十数年経って、私はB-Tに関しては「ただのファン」であり続けたけど、それで今満足してないかと言うと、まったくそういうことはない。
それに、そうだなあ、「ただのファン」だろうが、彼らを好きでいるだけでこんなに充実感が持てるんだなあと。
何か、仕事で絡むとか、ただのファンとか、関係ないっすよ、何かもう、そういうことで論じる次元のバンドじゃねえもん、自分にとって。
B-Tは。
 
人生だからさ。