体がCARCASSを欲している

いや〜真面目なエントリをしようと思って今朝は起きたのに、そして起きてすぐはYoutubeABINGDON BOYS SCHOOLの"Innocent Sorrow"をリピートするという、爽やかな展開だったのに、天気が曇るのに連動してか、気づいたらYoutubeでCARCASSばかり漁っていた……。
 
先日中も、エントリタイトル通り、耳が、体がCARCASSを欲してると言いますか、仕事中もずっと頭のなかで流れてるし、よくない感じwだったんですけども、まあどーでもいいですけどCARCASSとの出会いでも書くか。
 
王道に、超王道に、"Heartwork"のPVで知りました。
しかし何か、当時はあんまり「Burrn!」とか読んでなくて、SonyのMTVでいきなりあの映像観たという、何つーか、外部からいきなり知ったと言うのか、正直、最初は「www」だった。
特にPVが、何か。
ビルの顔もあんま見えんからあんな麗しい人がこんなバンドにいると思わんし、何かボーカルの人がムステインに似ているなあとか、ベース弾きながらたまにくいっと右手挙げるのが面白いなあとか、そんなとこばっかり見ていて、いややはり一番ウケたのは「脈絡なく風吹いて髪たなびいてるしwww」という点かな。
あと目をひいたのは、なぜかドラムだけ短髪で、「雇われドラマー?」と思ったり、「いや、むしろルックスのコンセプトがひとり外れている人ほどバンドの重要人物なんだ」と思ったり、つまり当時は曲のよさはあんまり判りませんでした。
 
つか、最近思い出したけど、CARCASSは日本ではデスメタルへのアレルギーをなくした偉大なるバンド、という設定だったんでしたね。
しかし私はなぜかMALEVOLENT CREATIONとかOBITUARYをCARCASS知る以前に聴いていて(ほんとになぜ聴いていたのか判らん)、"Heartwork"なんかに比べたらこれらのバンドのほうがずっとへんだし、サウンドだけだとあんまり印象に残らなかったかな。
 
でも何か「B!」ではアツい評価になってたし、当時のメタル友達の家に行ったらなぜか「Symphony of Sickness」の輸入盤(つまり内臓コラージュ)があって、友人は「ネタで買った」と言っていて、音も聴かなかったが、何だろう、ちょっと、こう、それまであまり見たことのない物体を、ちょっと離れたところからつんつんして面白がっているような、そんな扱いでしたな。
 
それが一挙「CARCASSカッコヨス!」に変ったのは、「Necroticism」の"硫酸どろどろなんでもとかす"1曲のみの力による。
さらに、ライナーに書いてあった、ドラマーのケンが刑務所に入っていたという情報で、一気に私のなかでケン・オーウェンはメタル界の恐るべき人物になってしまったり、アモットさんは、瑞国人メタル者として認識した初の人だったり(だから昔はけっこう彼に思いいれがあったんだけど、ARCH ENEMYがポップになってからそんなことすっかり忘れてしまったがね)、色んなことの原点?がこのバンドにはあるな。
さらに思い出すのは、ビル・スティアが下水道声だという事実を必死に否定していたことですね。
こんなキレイな人がこんな声出すわけない! と、頑なに。うぶですね。
 
そう言えば曲の"Heartwork"がほんとに好きになったのはここ数年なんだけど、アルバムとしては、「Necroticism」より「Heartwork」のほうが好きなんすよ。
なんで、初期にさかのぼると辛いかなと勝手に思ってたけど、Youtubeで漁ったところでは、初期のほうがかっこよい!!!
OBITUARYに加えて、CARCASSのファースト、セカンドも購入リストに入れておこう。
あと、いちおー「Swansong」と。
 
「Swansong」が出たころ、ラジオでかかった曲が気に入ったので買おうと思って、しかしバンドが解散してるというのは購買意欲をそぎますな。いまだに買ってないっすよ。
でもこの機に買おうと思って調べてたんだけど、私の記憶では、このアルバムには"Bananaboat"という曲が入っていることになってるんだけど、でも収録曲にそんなのないなあ、、、
 
("Rock the vote"が私の頭のなかで"Bananaboat"になってたらすい。"vote"と"boat"を間違えるなwwwww と思ったが、よく考えたらラジオでは日本語でしか紹介されてなかったから、両方「ぼおと」だもんね、といらん釈明を加えておく。)