氷室京介

ソロデビュー20周年記念ツアー、名古屋2デイズ。9/5、6@日本ガイシ旧レインボーホール。
 
↓でちらっと書いていたように、とりあえず1日目だけ行くつもりだったんだが、1日目、終わってみたら2時間半、28曲、「GARGOYLEなみwww」という内容にアツさを感じ、
「ここまでやってくれるなら明日も夢につきあおうじゃねえか」
と急遽翌日のチケを購入した。
しかも、翌日のほうが全然席がよく。
 
まあ最初は正直BOOWYの曲をやるという宣伝につられて行ったんだがw、BOOWYは3曲だけだった。
(1日目:季節が君だけを変える、Marionette、Cloudy Heart(←この曲封印したと聞いたんだがやってくれて感激))
(2日目:Funny Boy(←聴きたかったのでよかった)、Only You、Cloudy Heart)
 
個人的には、BOOWYで聴きたいと言うとですよ、"Instant Love"、"Justy"、"1994 -Level of Complex-"、"Working Man"、あとおおそうだ、"Memory"という重要な曲を忘れてならない、このあたりが聴きたいわけだが、まあ、以前東京ドームでやったBOOWYオンリーイベントを知らなかったから、諦めるほかあるまい。
 
まあそれはともかく、ソロも「Shake the Fake」、15年くらい前までフォローしてたんで、曲はまあまあ判った。
知らなかった曲で、初めて聴いて「好き!」と思ったのが、"Stay"、"Wild Romance"、"Keep the Faith"、"Say Something"。
特に、1日目、BOOWY曲のあと、"Keep the Faith"、"Say Something"という流れで、自分のなかで何かが灯った! という感じがあった。
"Keep the Faith"という、20周年記念ベストアルバム用と思われる新曲は、彼のほかの曲に比べるとハードな部類でうるさい音楽系の人にもお勧め!
 
 
アンコールは両日アコギ弾き語りから始まり合計9曲、本人も言っていたが、「ほぼ第二部みたいになってる」w。
弾き語りの2曲目が"Dear Algernon"で、これはひっじょーに聴きたかったので、まさに「キター!」で。
"Lover's Day"という、ソロで私が2番目に好きな曲も演ってくれ、感激ひとしおだな、おい。
 
ところで、2日目の弾き語りコーナーのときやっと気づいたんだけど、私がロック畑で最初にファンになったのは氷室京介だったんだったw
すっかり忘れていた、てのもすごいが、ほんとちょうど、ソロデビューしたころにファンになったんですよ、だから、自分の20年も振り返り、よくここまできたなあと感慨深く、正直2日目の弾き語り時間はずっと涙目www (←2chで言うところの「涙目」ではない。)
特に"Dear Algernon"の、
「抜け道をいつも探してたおまえに」
は、キましたよ、何つーか、会場がね、私が通ってた高校に近いんですよ、中3で氷室京介のファンになって、そのまま高校に入って、こう、高校において、私はやっぱりいつもヘンなことをしていて、人にそしられ、かわいそうな人だったし、むあったく何も判らず常に戦っていた、そんな、あのころのことを思い出し、あそこから、よくここまできたなあと、、、
確かに「抜け道」を、「こんな自分やだ!」という気持ちから抜け道を探し続け、結果ここまで来られたなあ、と。
 
 
いい2日間だった。
 
 
ちなみに今私がソロで一番好きな曲は"Lost in the Darkness"という、ちょっとビッグなバラード。
まあライヴでは聴けず。
また自分語りしちゃうけど、今年前半の、非常に辛かったころ、もうすべて諦めかけていて、何か亡霊のように家事とかしていて、そんときmp3プレイヤからこの曲が流れて、
「叶わないその夢さえももう一度抱きしめて」
という歌詞で、泣き崩れたり、そんなこともあって、しかしこうして今、すっきりした気持ちで自由に文章を書いている。
 
氷室氏、ありがとうっ ノシ
 
 
追記
1日目の弾き語りのとき、氷室氏が、ここ数年日本の夏は雨が多くて、ライヴで各地行くと雨が降っていたりとか、と言い始め、それにふさわしい曲を、とか言ったので、ひょ、ひょ、ひょっとして"たどり着いたらいつも雨降り"でも演るのかと思ったよ。
と、かつてけっこう氷室マニアだったことをちょっとだけひけらかしておくwww
("たどり着いたら〜"はシングルのカップリングでアルバムには入っておらず、かつてはシングルもちゃんと購入していたのである、という意味。)