森山直太朗@センチュリーホール@5/10

アルバムを買うのを忘れたままのぞんだが、知らない曲も今回は楽しめた。
(何か去年のアルバムはちょっと知ってても辛い曲があったけど、今回は大丈夫だった。)
 
ステージはこれまでで最もシンプルで、演出も、スクリーンに映像を映したりしたくらいで、普通だった。
 
直太朗がひとりコントをやるまでは。
 
ま、コントをやるまで3曲くらいしか演奏しなかったわけだが。
夏の海辺のバイトにおける思い出、という題材ぽかったが、全出演者をひとりで演じていたため、やっぱりへんな人にしか見えなかった。
本人も自覚しているようで、何度か「お父さん、ついてきてくださいね」と中年のおっさんの客に語りかけていた。
 
 
基本的に、何だろう、彼がへんな人なのはおおいにいいことだと思うし、今回はどういうふうにへんな人ぶりを発揮するのだろうと期待もしているのだけれども、基本的には、しっとりとした雰囲気の曲が聴けりゃいいや、というのがある。
今回は、"愛し君へ"、"声"、"時の行方"で自分としては満足。
 
 
今回は、行った土地土地のローカルネタを調べ、それを発表し、事実であれば拍手をもらう、というコーナーをやっていた。
「名古屋では、自転車を『ケッタ』と言う」
というのは拍手が大きく起ったが、
「自転車通学を『けっつう』と言う」
は、誰ひとり拍手せずw
現代の学生あたりの言葉なんじゃない? 学生の客もいたとは思うけど、まあ、メイン客層はもっと年齢高いから。
「けっつう」というのは名古屋のスタッフに聞いたらしいのだが、
「あとで、あのスタッフに、言いたいことがある」
とかゆうてたのがワロタ。
 
……名古屋、か。
最近……( ゚д゚)……まあいいや。
 
 
アンコール時、物販にあるTシャツを着て登場したが、その宣伝において、
「みなさん、ライヴが終って、家に帰って、家族でご飯食べるとき、『森山直太朗のライヴ行ってきたよ』なんてお母さんに報告して、『どうだった?』『うーん、ちょっとへんな感じだった』『そう、ちょっとへんな感じだったの』なんて会話しながら、そのあと自分の部屋に戻って、ライヴで買ったTシャツを広げて、『何でこんなもの買っちゃったんだろう』と思ったりして(以下忘却)」
とかしゃべくっていたが、「ちょっとへんな感じ」は自覚してるんだなw
しかし、それへのお母さんの反応が、「そう、ちょっとへんな感じだったの」って穏やかに納得、という流れがやっぱりへんなんだよな。
 
 
去年も、一緒に行った友人の鋭い一言を書いたが、今回は、
「(直太朗は)どこへ行こうとしてるんだろうね」
だったwww
 
 
いい静養になったコンサートですた。