終ってみれば、夢だった>OUTRAGE@渋谷

勇んで開場時間に会場に行ったはいいものの、開場が遅れていて、外で待った。20分ほど。
だんだん寒くなってくるし、会場に入れたころには、すっかりしょんぼりしていた。
 
で、前に行くテンションでもないし、今日は一番後ろから、と思って見ていたが、近くに何らかの臭気を発する男性がおり、だんだん辛くなってきたので、前に行くチャンスをうかがい続け、"Day of Rage"で一番後ろから脱出。
ああいう、満員の場では、何となくは前には行けないよね、やっぱ、こう、人の目も気にしないほどその曲が好き! てくらいじゃないとね。
 
でも、何か前のほう、けっこう空いていたんだw
そのまま前にとどまって、楽しく観覧いたしました。 
 
まあ、私の行動記録はともかく。
セトリなんかはもうほうぼうで貼られてると思うし、やっぱり思ったことを書くかな。
最初の「ペケレイジ」全曲では、"Edge of Death"が感慨深かったな〜、ってか今回のツアーでは一回もやってなかったことに驚きましたよ。
"Curtain of History"も"Blind to Reality"も嬉しかったけど、一番ぐっときたのは"Black Clouds"だね〜、あれが生で聴けるってすごいことだよね〜、ちょっと涙ぐみそうになった。
ちょっと涙ぐみそうになったのは、前へ移動してからの、"River"もだな。
正直、特に好きな曲じゃないんす、しかし、やっぱもう、歌が、最上。どこの川のことなんだろう〜、とか勝手に考えると、さらに感慨深く。
最後のギターソロもまた極上。私はなぜか阿部さん側にいることが多いのだが、あの顔がいいよね〜、ほんとに。
 
 
"Fangs"まで、全曲終ってから、会場に流れたのはスリーピースOUTRAGEの曲だ。
 
これでいい。
 
と私は思った。ライヴ構成として、これでいいんだ、こっからしばらくはまたトリオなんだって知らせてくれたんだと思っている。
 
もちろん、同時に、さみしくもあったが。
ファンの一番の関心事、橋本さんの今後については、もちろん言及されることはないと思っていたが(「またこういう機会があったら暖かく迎えてください」とは言っていたが)、トリオの曲が流れたとき、ああ、終ったんだ、と思った。
何が、かはよく判らんけど。祭りが? 5月のシークレット復活からの夢が?
ああ、確かに、「これまでは夢だったんだ」みたいな気持ちはあったかも知れない。
橋本さんはもうOUTRAGEファミリーから去ることはない、いつだってそこにいる、とは判ってるんだけどね。
 
 
[追記]
ライヴ本編はともかく、個人的には、この日全日程のハイライトは、ライヴ前のアナウンスだったんだよねw
「撮影の妨げになりますので(中略)裸で走り回るなどの行為はご遠慮ください」
とかw
「みなさん適切なタイミングで掛け声をかけてください」
とかw 「適切なタイミング」www
 
あと、同じくライヴ前、私はDJブースのすぐ前に立ってたんだけど、CASBAHがかかったら、私の前にいた、かなり怖そうな兄さんが、DJに向かって笑顔で親指を挙げた。かなり和んだ。
彼はその後もDJブースをちらちらと見て、何らかの気持ちを伝えようとしていたようだった。和んだ。