Case of BOOWYはCDで出てるのね/ライヴは裸だ

http://www.amazon.co.jp/GIGS-%E2%80%95-CASE-BO%CF%86WY-BOOWY/dp/B00005RGXU/ref=sr_1_8/249-4145949-2002731?ie=UTF8&s=music&qid=1186378992&sr=1-8
(以下ただのつぶやき)
レビュー読むと、「Gigs-Case of BOOWY」のDVD版には、"Instant Love"が入ってないのか。
これはいけないね。
あの作品において、私が一番好きなののひとつが"Instant Love"だからね。
あと、ビデオ版を持ってる人ってあんまりいない感じ?
ダビングしたものだけど持ってる私はけっこう貴重なものを持ってる人? 早くDVDに焼いておこう。
 
まあそれはともかくですよ、私はとにかくこの作品をCD音源でほしかったわけですよ。
だからこの商品は嬉しいな、おい。
レビューに音質に苦言を呈している人が数人いて、確かに東芝EMISMEと並んでファンの気持ちをムシするセンスに長けている会社だけど、まあ、ビデオの、よくない音で慣れてるから。
 
BOOWYのアルバムは、もう「Pshychopath」しか持っていないという体たらくなのだがw、それはレビューでもあるように、オリジナルアルバムよりこの「Case of BOOWY」の演奏のほうが数倍カッコイイのがあるから。
特にこのへんは秀逸よ。(全部が全部、オリジナルアルバムのバージョンがよくないわけではない。)

IMAGE DOWN
Baby Action
MORAL
BAD FEELING
LIKE A CHILD
THIS MOMENT
BLUE VACATION
INSTANT LOVE
FUNNY BOY
CLOUDY HEART

さらに特にこの3曲の生まれ変わりぶりはすごいよ。

THIS MOMENT
INSTANT LOVE
FUNNY BOY

で、さらに特に(笑)、"This Moment"はね、レゲエ調で音がスカスカなんだけどね、漂う空気はめちゃ濃厚なわけ。
4ピースだし時代が時代だからほんと音の数も少ないんだけど、曲は生き物だな、なんてことさえ感じちゃう演奏なわけですよ。
(私自身があまりレゲエが好きじゃないので、「レゲエ」と書かれると「ちっ、たるいのかな」と思うかも知れないが、さっきも書いたようにこの曲は濃厚なんだよねえ、ダークだからかな、曲調が。)
ビデオだと、この曲が終った静寂に"Cloudy Heart"のイントロのギターアルペジオが響き始めるんだよね。それがほんとにたまらんのだよね。
 
語るついでに脈絡なく語るけど、私は布袋さんは特に好きなわけでもないが、「Case of BOOWY」での、無駄のないギターアレンジはすごいと思うな〜。(コーラスはあんまり好きじゃないけど。)
3ピースもそうだけど、4ピースバンドもライヴではほとんど裸な状態だと思うんだよね。
いや、何人いようがライヴってそういうものかも知れないけどさ、3〜4人で基本的にシンセ等を使わない場合、ほんとごまかしが効かないと思うんだよね。
もちろんBOOWYはリズム隊が不動の安定感ですから、そういう意味で上に乗っかるギターと歌はやりやすいかも知れないけど、意図的かは判らんが、全体的に音数の少ないアレンジを施された曲をですよ、ライヴで演奏していくのって、プロでもそうとう緊張するところなのではないかと思う。
 
オチないので終了。