涼やかなる厠

私は、公共の建物においては、トイレにこそ空調があるべきだと考える者である。
特に、我が日本という国においては。 
 
この国の、夏における蒸し暑さは殺人的である。
特に尾張から難波にかけては静止していても汗がにじむ。
 
このような状況において、だ。
トイレに空調がないとはどういうことであろうか。
公共の建物をよく観察してほしい。
トイレに空調が存在するのはごく新しいものの一部であるはずだ。
 
これはいけない。
まあ、小用はよいとしよう、小用はまあ、素通りに等しい。
しかし、もうひとつは、いかん。
あれにかける時間は人それぞれでも、締め切った蒸し暑さの中で小でないほうの用を足すのは想像するだに不快である。
 
といったわけで、なぜこの国において、トイレに空調をつけないのか。
これは由々しき問題である。

(この日のもうひとつのエントリは巨大掲示板的理由により後日再upします)