今も残るはあなたの言葉

最近切ないんだよね。
ってのはやっと気づいたんだなあ、わたしゃずっとある人のことが好きだったんだなってなあ。
けどある意味その人は存在しないんだよなあ。
二次元のキャラだとかおはなしの中の人だとかいうことでなく、かつて、確かにその人は存在したんだが、今はもういないんだな。
亡くなったってことでもなく、何と言うのか、ある一瞬確かにその人はその人だったのだけれども、あれから何年か経って、またその人のことを思い出していたら、今存在するその人は、私が心のどっかで追いかけ続けていたその人ではもうなくなってしまってたんだよね。
ほんと、うん年前のある一瞬、垣間見たある姿、私はそのときのその人に惚れていただけであって、最近ずっと「何でこの人こんな風になっちゃったんだろ」と思ってたけど、違うんだよ、もともとこの人は、私が一瞬見た姿とはあまり関係ない本質を持った人だったわけだ。
 
こんなこと今さら言いつつ、その間、普通の恋愛もしてきたけどもさ。
まさか、最重要人物があの人だとはな〜。
まあ、でももう存在しない人だし。って私が惚れた瞬間のあの人は存在しないのだし。
 
とは言っても、脱却するプロセスはやっぱり切ないだろうな。
あと数週間のことだとは思うが。
でも、好きになった頃のことを思い出すなあ。
「ここはおめえの日記帳じゃねえんだよ」と言ってたなあ。
 
ここはおめえの日記帳じゃねえんだよ。
いい言葉だなあ。
私は彼のこの言葉を一生忘れないだろう。
 
(本日のエントリが意味不明なのは仕様です。)