My days are also turning to...

またMACHINE HEAD熱が再燃してますっ。
年に1回はめぐってきます。
来年の3月に新作が出ますっ。
大規模なツアーもあるようです。
新作が出ると知ってから数日は、アメリカかどっかに観に行きたいなあと思って、来年は国内のライヴを控えようと考えていたのに、ちょっと来年の春、自分がどうしてるか判らない事情が出てきてしまった。
でも観たいなあ。
"Imperium"とか"Days Turn Blue to Gray"とか演られたら泣くなあ。
 
あ〜あorz
 
落ち込んでてもしょうがないので、思っていること。
 
世間では「Through the Ashes of Empires」はとても評判がよく、その理由は「原点回帰だ!」だった。
で、「あれもいいがもっとヘヴィなリフとかギターソロ求む」なんて意見もあるんだが、わしは逆だなあ。
ましんへっどって実はとても器用なバンドで……押しまくるだけの音楽やらせるのはもったいない。
売れはしたが酷評された「The Burning Red」、そしてセールスも政治的事情*1でガタおちだった「Supercharger」、しかし、この2作品があったからこそ「Through the Ashes of Empires」のように、ダークながらも耳に残るフレーズとメロディと展開目白おしという、そういう作品ができたと思う。
 
ましんへっどが器用なのは、リーダーのロブ・フリンが自分の本当の才能に(多分)開花したから、というのもあると思うが、もうひとつは、ドラマーのデイヴィッド・マクレインの存在がでかい。
彼にヘヴィなだけの音楽をやらせるのは、本当にもったいない。実に器用で、彩りのあるドラムを、華麗に叩くのである。
 
そんなわけで、ほんとに新作が楽しみな数少ないバンドのひとつ〜。だ。

*1:シングルの"Crashing Around You"のPVのモチーフが、ビルが崩れ落ちる、というものだったが、アルバムのリリースがちょうど911テロのちょっと後で、PVの放映がほうぼうのTV局で自粛された