サマソニ@千葉

B-Tのライヴって開始時間がおすのが当り前なんですよ。
それはもちろん単独公演の話ね。
で、B-Tの前のAFIが終ったとき、友人と、
「フェスなのにおしたりしてw」
とか言ってたら、ほんとにおしやがったorz
ってまーそれはいいや、考えてみると、今回は自分の側にもバンドの側にもひとつずつ問題があったように思う。
いや、バンド側に問題があるって思うのは自分の側に問題があるからかも知れないが。
 
まずバンド側の問題。
選曲。
これがねー。
いいパフォーマンスやんのは判ってるからさ。そのための努力はほんとちゃんとしてると思うのよ。
けどなー。
ファンになっちまえば、どういうタイプの曲にも質の高いものがあるのはよく判ってるし、楽しめるけども。
けども。
あそこにいた人の……割合は判らんけども、しかし、初めて観る人、すげえ久々に観る人、いっぱいいたわけだが、あの場であの選曲はなー。
 

夢魔-The Nightmare
Passion
月蝕
ROMANCE
Die
M・A・D
ノクターン-Rain song-
蜉蝣-かげろう-
細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM
Ash-ra


しょっぱなの"夢魔"は大変よかったと思う。
某所で「1曲目でひいた人がいっぱいいた」と怒ってる意見を見たが、私はあの曲でぐっと場の空気をつかんだという感触があったのだが。
しかし次に"Passion"って静かめの曲を持ってきた。
私はそんなに前の方にいなかったので、客の移動がけっこう観察できたんだけど、これで去る人がけっこういた。
で、次がまた"Passion"と印象の似ている"月蝕"。
信じられん。という感じだった。
ここでまた去る人が増える。
その後……"die"もどうかなあと……そして自分的とどめだったのが"ノクターン-Rain song-"。
これシングルのカップリングなんだけど、好き嫌いはそれぞれだが、これやるならシングル曲の方の"幻想の花"で
「あら、B-Tって普通のいい曲も作れるのね」
と思ってもらうとか、あるいは同じカップリングなら"薔薇色の日々"って明るくかつフェス向きの曲があるだろうと……。
 
ここで私の問題。
それは、
「このフェスでぜひとも新しいファンを開拓するんだよな!」
って強く思ってたってこと。
自分が楽しめたらいいじゃない(実際私個人は楽しんではいた)、と思えればいいのだが、バンドの売り上げが全盛期の10分の1という現実を知ってしまうと、無邪気でいれらない。
(いや、無邪気は無邪気で全然いいと思う、ある意味それが理想。)
 
「こういう静かな曲もいっぱいやるってのが今のB-Tだから、媚びてなくていいじゃない、『これが今の俺たちだ』って感じで」
という意見も見て、なるほど、と思ったけど、どうしてもそうやって平静でいられないorz
 
文句ばっかじゃアレなんで、よかったところを書くと、パフォーマンスはそら上質でしたよ、仕込みのときは
「そんなにいっぱいギター使うからサウンドチェックが長引くんじゃ」
と思ったがw、ああいうあらゆる機材を使いこなしてるところは普通にカッコイイな〜と思った。
 
そういや一人、TOOLのTシャツ着てたけど全曲ノリノリな西洋人がいたなw
知らん音楽でも楽しもう、という姿勢は素敵。ってB-T知ってたりしてw
(昔ゴスな西洋人の集団がB-Tやあっちゃんのライヴに来ていたことがあった。)
 
まとまらんまま終了。
今日も結局あんまり冷静に書けなかったので、がんばってこれからまた冷静になる努力しますw