SLAYERの新譜

さ、SLAYERの新譜についての本音を語りましょうかね。
 
と苦言を呈そうと思ってたのだが、実際別に苦言はない(笑)。
なので「パーソナルエリアのみで本音を語る腹黒いSLAYERサイト管理人」というキャラを演出することは延期となりました。
 
うーんとね、いちおう感触は……まあ前作の延長ですよ。
ドラマーがデイヴなので「勢い>リジッドさ」ではあるけど、前作をよりハードコアにした感じかな??
歌詞はまだ読んでないので耳に入ってくる分だけで判断すると、これもまた前作と近い感じですね、前作では「宗教批判の曲もある」って感じだったけど、今回はタイトルもそんな感じだし、多分そういうテーマの曲が多いのでは? まあ暇できたら歌詞読もー。
まあともかく、サウンド的には、ギタリストがあの二人である限り、SLAYERはSLAYERですな。何つーか、リフの音色が有無を言わせねー感じ、ってのかなあ。
ただギターソロはこれまでより少しドラマチックwなところがある。まーハネマンは相変わらず手癖で弾いてるようなところがあるけど。(昔からリードはキングの方が好き。)
アラヤのボーカルは相変らずです。個人的には前作が最高だったと思ってるけど、同時に前作のパワフルさ、あれは異常だったとも言えるので、今回くらいでちょうどいいのかもw 
 
ところで、新譜とは関係ないけど、SLAYERの魅力なんてものについて考えてた……ってか何か新作聴いて考えざるを得ない気持ちになったけど、ひょっとすると、私は、羨ましいのかな〜、SLAYERの人たちが。
誰に謗られようが自分たちのやりたいことを決して曲げない、ってのがなあ。
それはやっぱ音に表れてるんですよ、こういう激しい音楽だから、ってことではない、きっと彼らがもっとメロウな音楽をやっていたとしても、同じような「有無を言わせない雰囲気」みたいなものがあると思うのです。
いや、「有無を言わせない」ってより……「好きになるも嫌いになるもあなたの自由ですよ。でも嫌われても自分たちはこの音楽を変えるつもりはありません」というメッセージと言うか……自分はすごく人の顔色をうかがってしまうところがあり、すごく羨ましい、彼らのこういうところが。
 
そういや昔、SLAYERの好きなところ、って話で、「信念がありそうでないところ」「信念がなさそうであるところ」って答えを考えたことがあってw、矛盾してるんだけど、でもどっちもSLAYERなんだよね、何つーか、のらりくらりしてたり「がはは」って楽しむだけが能かしらこの人たち、と思うと「自分たちのやりたいことだけをやる」と言い切ったり。
 
もっと色々書きたいのですが、まだ明日仕事なので。