家族のためにしてきたこと、それは仕事に決ってんじゃん

いやあ、思いのほか中国語に集中してるため、ニュース収集と仕事以外あんまりネットやってませぬ。
 
それはそうと、今何やら「熟年離婚」いうドラマが注目を集めてるようで、先週うちの母も観ていたけど、最後のへんで、これから離婚することになるのであろう夫婦のうちの奥さんの方が、旦那さんに、
「家族のために一体何をしてきたのか」
と問い、旦那は答えに詰まる、というシーンがあったのであるが、ここでわしと母は、
「仕事に決ってるじゃんね、何ゆうとるんじゃ」
とつっこんでいた。
単純にそう答えられない事情のある旦那さんという設定なのでしょうか。詳細は知りませんが。
まあ、中には仕事が目的で生きてる男性はいますから、そういう人はあまり家族のために働いているという意識はないのか判りませんが、家庭を持ってる男性は、やっぱり家族のためにすることと言ったら働くことじゃないの? (例外的に主夫業に向いてる男性もいますから、そういう人は家事をやったらいいと思いますけど。)
 
今わしが派遣されてる部署の次長は、昔わしがいた課の課長だったんだけど、彼が課長時代に、何かの懇親会で話したとき、
「一番大事なのは家族でしょ。で、家族を支えるために仕事をするんだから、二番めに大事なのは仕事だよね」
と言い、すきっ歯を見せてニッと笑っていた。
何か↑のドラマ観ててこの次長の言葉を思い出しますた。
 
【追記】
あと、今の会社に派遣されてそろそろ5年だけども、よかったな、と思うことのひとつは、オサーンたちが、どれだけ苦労して仕事しているか、そしてその苦労を家族のためにいかに耐えているか、それを間近で見られたことだ。いくらわしなんかよりずっと給料いいとは言え、奥さんも子供たちも養うとなると、やはりギリギリなのではないかな〜とたまにオサーンたちの苦労を密かに労ったりしているのである。嗚呼。