House of Secrets/OTEP

kreutzer2005-01-23

このバンドを好きとゆうてた人が、「SEみたいなのばっかで飽きるけど」とゆうてたけど、確かに(笑)。
アルバム全体にストーリー性を持たせ、情景を描くことのできる音楽を目指したのではないかと思うのだが、うーん。静と動の対比も狙いのひとつだったのではないかと思うのだが、うーん。まあ「ながら聴き」みたいなのが好きな向きにはあまり向かないタイプのアルバムではないかと。聴くことだけに没頭したら、そりゃあのヴォーカルですから、いいのかも知れないけどね。
「女性版SLIPKNOT」みたいな説明をよく見ますが、まあ確かにそういう面はあるのだろうけど、「ロック」のアルバムとして聴くなら、SLIPKNOTの方がいいなあ。何かわしはどっちか言うと、MARILYN MANSONが浮んだのだけどなー、曲によっては。MANSONも情景を喚起する音作りが特徴のひとつだけども、MANSONの方がより成功してると思います。
と苦言ばっかり呈してるようですが、勢いある曲だけ抽出したら、めっさカッコイイっすよ。"Buried Alive"なんかはヤバイなー、咆哮じゃない歌い方のところは、「気持ち悪い」寸前のカッコよさであります。
(新音源通算8枚目)