橋田壽賀子的モノ

確か↑みたいなタイトルでナンシー関がエッセイを書いてた気がするのだが(確か橋田氏が「日本人はバカになった」と言ってたが彼女のドラマ自体がバカの象徴なんじゃないか、みたいな内容)、ほんと、どうなんだろうね、今やってるドラマとか。
うちは親が毎回観てるけど、特に父親が、幸楽のおやじをよくバカにしている。ああいう光景を見ていると、多分、あのドラマを観ている人たちは、「ほんと他の家庭ってバカばっかねー、そこいくと、うちは日本的なしがらみからちょっと開放されてて、すすんでるって感じ?」ということを確かめるために観ているのではと思えてくる。
何つーか、人間、他人の家庭の噂話とか好きだけど、あのドラマに出てくるいくつかの家庭も、架空の「他人の家庭」であり、それをあそこまで詳細に覗くことができ、自分の社会での立ち位置を確認し、満足したり優越感に浸ったりという、そういう欲求に則してるからあのドラマは人気なんじゃないの?