ヴィジュアル系-確かに特殊な世界

ヴィジュアル系調査団 ―不可解な報告書―
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/79023/
おもろい。
自分はBUCK-TICKが好きなので、ひとによっては「オマエもヴィジュアル系好きなんじゃん」と言うかも知れないが……いや、まあ、B-Tってのは確かにヴィジュアル系の始祖なんだけど、その後違う世界に逝ってしまった、ってのがわしの認識なんだが。
まあでも、バンド側の認識とファン側の認識は大いにズレてることはよくあるし、ファンの間でも認識のズレはいくらでもあるので、B-Tもまだヴィジュアル系とも言えるだろうな……太ったファンは多いしな……。もちろん、体型に関しては、病気の治療でやむなく、という人もいるので普段あまり言わんようにはしてるのだが、にしてはB-Tライヴでのふくよかな人の比率は実生活より高い気はする。
あとこないだPeacemakerのイベントのゲストで大槻ケンヂが出たけど、彼のファンにも同じものを感じた。他を顧みず最前の保守、他のバンドがやってる間はあからさまにつまらなそうにする、最前で。そんなとこ。
あと、GARGOYLEはフツーにヴィジュアル系なんだと思うが、あそこもよく判らないなー、メタルとして素晴らしいことをやっているのだが、彼らのファンは別にメタルが好きなんではなくて、あくまでもあのバンドが好きなんだよな、いや、いけないってことではなくて、そういう特徴がある、そしてそういうのってやっぱヴィジュアル系ファンの特徴だよな、ということ。
んー、根本的に、音楽にホレるかメンバーにホレるか、その違いなんだろな。さっきから、ヘヴィロック系だって一般から見りゃ十分特殊な世界だよな、どこが違うんだろ、と思ってたのだが、ここだな。シーンの空気に憧れてるだけの人もいるだろうが(男性ファンでも)、基本的にはヘヴィロックシーンってのは、音楽にホレて集まってきてる人らで形成されてるシーンだ。
それでも、「世間」から見りゃどっちも同じなんだろうけどな。マイノリティは辛いな、おい。