脱力感去らず

ダイムにはそれほど思い入れなかったはずなんだけどなー。
足を持ち上げようとするのだが上がらない感じと言うか。
わし不必要に正義感強いので、今回みたいなことあったら怒っててしかるべきなんだが、なぜか全然怒りという感情が出てこない。
多分、誰に対して何に対して怒っても、どうにもそれが上すべりに終ると言うか、例えばマイケル・ムーアの本読んでどれだけブッシュ及び共和党は間違ってると憤っても、それが何にもつながらないと言うか、そして、そういう時に感じるもどかしさってのを感じたくなくて、怒りという方向に向かわないのかも知れない。
んー、そうなのかな。やっぱり、今自分にあるのは、"The darkest day of metal"にリアルタイムで直面してしまった、その事実だけのような気がする。今ここにあるのは、ダイムの死であり、他の犠牲者の死であり、彼らの家族の想像を絶する痛みであり、友人や仲間のやりきれない思いであり、ファンたちの悲しみであり、それ以外のことに、感覚と感情が麻痺しているような、そんな感じだ。
「理不尽」が大嫌いなはずなのに、何とも不思議な現象。これは一体何なんだろな?
(あ、2chにいる、人の死を楽しむような輩に対して怒るってのはすげえありますよ。もうそういうレスは読まないようにしてるけど。)