昨日のシンポジウムに際して、興味深い見解を集めてみた
- まずはここだろう。「笹山登生の政策道場」の掲示板(http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6517)。昨日読んで、正直、「……」とおもた。笹山氏がどうのってことでなく。つまり政治家の人間模様の犠牲の上にわしらの生活が成り立ってる、と(「の」が多すぎ)。とほほ。
- 「風街まろんのホームページ」の日記(http://www7.ocn.ne.jp/~marron/diary0405.html#040504)より。グローバリゼーションとは、国境がなくなることでなく、多国籍企業が新たに国境を引き直すことだ、という一言、めちゃ言い得ている。
- 「赤い「orz」立ち直り中」、5/4のエントリ、「なぜ、輸入権の立法が今なのか」(http://d.hatena.ne.jp/yumano/20040504#p1)。これは必読。アメリカの思惑が背後に、って話はかなり既出だが、国内でも色んな絡みがあったワケだ。まとめてくださってありがたいです。
- 「絵文録ことのは」、5/4のエントリ、「女子十二楽坊でシミュレートしてみる。」(http://kotonoha.main.jp/2004/05/04.html)。具体例で、かなり立法後の状況が想像できる。
- 「hidemuzicblog」、5/5のエントリ、「Franz Ferdinandにまつわるキナ臭い話と輸入権の行く末」(http://hidemuzic.typepad.com/hidemuzicblog/2004/05/franz_ferdinand.html)。昨日のシンポジウムでもこの話が上がってて、ちょっとややこしい話だったんだが、その顛末の詳細。この前日のエントリに書かれてるけど、アメリカの人と文化は好きだけど政治、企業はだめだ、っての、全く共感。
- Yahoo掲示板より。
> ライセンス契約で日本盤買わせると、
> ライセンス契約手数料のようなものがアーティストとの契約に盛り込まれているので、
> 最終的にアーティストに払う金は半分くらいになる。これがRIAAのキモなんだろうな。
サブライセンスは普通50%なので、他社(この場合は日本のレコ社)へライセンスすれば
本国を含めグローバルで、アーティスト(原盤権利者)への支払いがど〜んと減る。
これは昨日のシンポジウム聞いてて一番ひっかかったところで。アーティストに同じお金が入るならまだいいが、こうなると日本盤だけにする理由はほぼアメリカ企業様のため、ということになる。この点をあっちのアーティストに訴えるってテもあるが、まずは地元議員にメールが、最速の方法ではある。が、ここはある意味最重要ポイントかと。
(註:この件に関してははっきりしないので、シンポジウムのベタ起しをされてる方がいらっしゃるので、そこでの確認をお待ちください。)