説明が難しいんだよ、このやろう!

この問題を人に伝えようとしたことある人は誰もが思ったと思うのだが、説明するのにほんと骨が折れる。大前提に「日本盤と輸入盤じゃ価格に差がある」ってのがあるけど、決して価格だけがこの問題の核じゃないワケだし。人によっては「まあ日本に住んでるんだから仕方ないじゃん」って反応になったりするから、「いやいや、でも日本盤CDってのはCCCDで……」って説明しなきゃいけないし。でもCCCD問題を絡めると輸入盤規制の問題がぼやけてくるし。さらに日米租税条約が……って話を出すと、んもうワケわからんくなるし。
もちろんこれは、それだけ巧妙に色々仕掛けられた法案であるという理由もあるけど、結局、この国で音楽で商売する、ってことに関わる問題がここに至るまでずっと放置されてた、ってことなんだろうなと。
そういう意味で、高橋健太郎氏とピーター・バラカン氏主催のシンポジウムは、考えるために行くものかな、と。ほんと、一番大事なのは、自分で情報収集して、自分で自分の態度を決める、ということだと思うから。