Loud Park 07初日

タイトル書くとき、また「Loud Park 08」とまず書いてしまった。(前は08にしたままupして教えてもらうまで気づかなかった。)な、何か未来志向すぎる私。
以下、長大文。
 
会場には、OUTRAGE前に到着した。
木曜の晩から寝られなかったり(気が早すぎ)、元来の体調もあまりよくない予定だったりで、前へつっこまない仕様の服装(スカート)で行ったんだが、実際のところ、体調は普通で。
 

OUTRAGE
 
スタンド上から会場に入って、アリーナに下りる段階で、すでにOUTRAGEコールが聞こえていた。
名古屋から来たのに、またホームグラウンドに戻ったような気にw 
スタンドから歩いてるあいだの目測だが、ステージ前に集ってたのは2000〜3000人ではなかったかのう(チッタ比)。
すでにいつも通りなアットホームな感じで、フェスでもOUTRAGEファンは変わんねえwと思いながら、だいたい20〜30列目くらいまで行った。珍しく、知ってる顔をひとつも見なかった。(そんだけ色んな人が来ていたのだと憶測する。)
 
5分ほど待ったところで暗転、"My Final Day"のSEがフェイドインしてきた。普通、最後にしかやらねえこの曲を持ってきたのは、新鮮だったが「最初からこれで勝負するか!」てな感慨もあり。
 
ステージは、まあそれなりに見える程度だったが、スクリーンでメンバーのご様子を確認。
橋本さんの髪型があ。チッタのときはカッコよかったのになあ(´・ω・`) (ってか髪伸びるの早い。)阿部さんはいつも通りのワークシャツ。
音は、去年のLoud Parkに比べたら全然よい。橋本さんの声もよく聞こえるよん。
 
続いてアルバム通り"Madness"にいって、"Under Control of Law"。
この曲はさあ。正直トリオでの演奏は不満があるんですよ。
ってライヴレポで書くことでもないので、下に追記として書こう。
 
まあともかく、自分的には次の"Day of Rage"が「キター!」でしたな。「一生に一度はライヴで聴いておきたい」曲だったので、目標達成。
 
橋本さんのMC一発目はやはり
「I love ya」
で、定番、と思ってたら、そのうち、
「興奮しすぎでこのまま倒れるかも知れん」
と日本語がでた(当たり前だ)。
ってかけっこう舌滑らかだったねえ、後半になるにつれ、「けっこうしゃべるな、おいw」という感じだった。
 
演奏で印象に残ってるのは、"You Suck"かな。展開で、1回楽器隊が音伸ばして、今歌詞カード見れんけど、ボーカルが"Talk a lot of shit and youなんちゃらit"って言って"You suck"ってサビに戻るところあるじゃないすか、あれが、よかったね、ボーカルのためがさ。
 
あと、MCはきっとほうぼうで書かれてるだろうなあ、「今日は祭りだで。俺たち神輿」とかw
ってか橋本さんってやっぱヘンな人なんだよね〜、不思議な人と言うか。独特のノリと感覚の人なんだよね。この日の髪型とか、このMCとか、「らしいな、おいw」と思ったなあ。
 
まあそういうわけで、他のメンバーも何か一言ずつ言っとった気がするが、OUTRAGEはどこにいてもOUTRAGEだなあ。という感じだった。
でもやっぱ、スケールがでかいっすよ。洋楽至上主義さんたちがどう見てたかは知らんけど、いつも日本のバンドを見るとき感じる、
「や、やっぱりどんなに音楽がよくても迫力には欠けるのかな(汗」
みたいなどぎまぎは感じなかったな。
 

セトリ
1.My Final Day
2.Madness
3.Under Control of Law
4.Day of Rage
5.How Bad?
6.You Suck
7.Megalomania

このあと、いつもお世話になってる関係者さんとすれ違ったんで、
「ましんへっどはほんとに来てますか?」
と確認w、来ているとの答えに
「来るは来たか、ふん」
と天邪鬼な気持ちになるw
その後、いつもの仲間と合流。みなさん、ありがとうです。
このときやっていたTHERIONは気になってたんだが、結局昼食タイムにしてしまった。
後半、ってか最後で聞いたことのある曲が会場から聞こえてきた。"To Mega Therion"らしい。95年くらいに、ラジオで聴いてびっくりした曲だな〜。
 
このあと、OUTRAGE仲間のてつろヲさんから、
「橋本さんのサイン会来ます?」
と連絡を受け、とりあえずビクターブースへ。
整理券をもらわなかったのでサインはもらえなかったけど、とりあえず橋本さんの姿を確認できて、満足した。ありがとう、てつろヲさん。
で、THERIONを堪能し終わったじゅらさんと合流。
彼女がこの夏行ったヨーロッパフェスの写真を拝見し、頭髪談義をする。
(「ミュージシャンは汗かくと頭髪の状態がバレますよね」etc.)
 
このあと、NILEをスタンドから観た。
事前に、「NILEは演奏は完璧だが速すぎてノレないから微妙」とか「ギターの頭髪が」と聞いていたので、そういう意味でワクテカだった。(気づくと頭髪の話ばっかりしている私。)
色んな点で満足できたNILEを終えて、ちと早いがMACHINE HEAD対策でAS I LAY DYINGのうちにアーナへ向かった。
(でもほんとに早すぎたとあとで後悔した。じゅらさん、ごめん。)
 

AS I LAY DYING
 
外にいるあいだにすでに始まってて、私が唯一好きな"Forever"でアリーナへ。
「A Long March」までは聴いてるから、それなりに曲は判るのだが、ましへでそわそわしすぎていたため、辛かった。
しかし、新作の1曲目という曲のイントロがよく、いちおう新作も買おうかなどと思う。
 
このバンドは、あれなんだよね、キリスト教の影響が色濃いんですよ、歌詞に。
で、例えばジャケにドクロを使っても、いつもどこか耽美な雰囲気になるのも、音に邪悪さがないのも、キリスト教の影響だと思っている。
嫌いじゃないんだが、私にとってアグレッションとはSLAYERレベルのものだし、泣かせるなら、KILLSWITCH ENGAGEレベルの泣きがほしい。というのが正直なところだ。
 
でもいいライヴをやっていたよ。自分の好みとライヴの出来は、きちんと分けて書かなくちゃ、と最近よく思っている。
(過去、あまりに興味あるものとないものの扱いがレポ内で違ったのでw)
(セトリは不明。)

MACHINE HEAD
 
NOCTURNAL RITESが終わったころ、
「……ほんとにましんへっど、出るんだ」
とライヴ直前になってじわじわキてしまって、ほんとに来たんだ来たんだ来たんだ、愛してるぜ、兄貴(ロブ)、なんて思っていると、司会者が出てきた、「次の来日があるかどうかはみなさんにかかってます」とか言ってるが何が何でももういいや、スカートだから前へ行く予定はなかったんだが、兄貴から離れてなんていられるか、じゅらさんに別れを告げ、人ごみかきわけ、"Clenching the Fists of Dissent"のイントロのギターを聞きさらに前へ前へ、周囲が男ばっかな怖さも臭さも関係ねえ、とにかくMACHINE HEADを待ち続けたことを伝えてえんだよ。
もう何かそれだけだったなあ。"Clenching〜"が本格的に始まり、ロブの"Waaaarrrr!"という咆哮、一瞬「音悪くね?」という冷静さもよぎったがw、その後はもうとにかくあの群集の、気持ちの、一部と化してたさ。周囲との一体感があんなに心地よかったのはほんと久々だったなあ、だってみんなましんへっどが大好きなんですよ。
 
"Clenching〜"後はすぐに"Imperium"だ、大大大大好きな曲だ、何度これを聴くためにアメリカに行こうと思ったか判らん、静かだったイントロが盛り上がり、ロブが"Sing, sing!"とあおり、"Hear me now!"でメインリフへ。
 
曲が終って、ロブのMC。(要約)
「前に日本に来たのは6年前、あのときは最高だった、PANTERAと一緒に出たんだったよな、次の曲は、ダイムに捧げる歌だ、あの事件が起きたとき、ダイムを冒涜する記事を書きやがったプレスに対する歌だ」
ってことで、"Aesthetics of Hate"が始まる。そういう意味の曲だったのか、と人気曲である理由を納得。
 
曲が終るたび、MACHINE HEADコールが起こる。近くで、外人の兄ちゃんもコールしてる。また別のところじゃ、外人の姉ちゃんが、「"Haloooo!"」と希望曲を叫んでる、心配すんな、その曲は絶対やるからw、と思った私。
ロブはとにかく、驚いていたようだ。ここまで歓迎されようとは。という。
自分はほとんどロブの姿は見えなかったんだが、それでも満足だ、とにかくみんなと反応することで、待ってたことを伝えたかったから。
そして、先日書いたけど、ロブがいつも言う"Cheers"だが、あるとき、"Kanpai"と言い直した。あのとき、全てのわだかまりが消えたのを感じた。そういう意味でも、ただのライヴとは違う時間だった、あの時間は。
 
次は、ロブが「この曲はよく知ってるよな」と言って始まった、"Old"。
で、次、"Halo"。さっきこの曲を希望していた姉ちゃんが喜ぶ喜ぶw しかしこの曲が終ったら、まさに「さ、終った」って感じで彼女はどっか行ってしまった。現金でワロス
 
このあとくらいだっけ? ロブが、
"No compliment, but this is the best show EVER!(マジに、最高のショウだ、これまでで)"
と言って客が相当盛り上がり、私も感激してたら、
"we've done in Japan(これまで日本でやったショウの中で)"
という感じで付け足したので、ちょっとしょんぼりしたw
が、まあまあ、「ちょw」とつっこめるのがロブのMCのいいところであり、次は"Take My Scars"だったし、いいということにしようw
とか言ってるうちに"Take My Scards"が終って、ロブが
"Let freedom ring with the shotgun blast!"
と叫んで、"Davidian"だ、前のほうにいたのは、これが最後の曲と判ってる人らばっかだったろうな、ここで完全燃焼とばかりに盛り上がりは加速しましたよ、そして、演奏が終っても、まじに、MACHINE HEADコールが収束しない。
私はステージほとんど見えなかったけど、演奏が終ってからも、かなり長い間メンバーはステージにいたようで、ここで終るのはほんとに惜しいという思いが、アリーナにもステージにも満ちていた。
 

セトリ
1.Clenching the Fists of Dissent
2.Imperium
3.Aesthetics of Hate
4.Old
5.Halo
6.Take My Scars
7.Davidian

このあと、じゅらさんとはすぐ出会えず、OUTRAGE仲間であるHさんと合流、自分は頭がブランクでまともな会話ができん状態だった。
頭はブランク、胸は一杯、でも何とか夕食を食べていると、じゅらさんと再会、感動を語り合う。
(でもそのうちSLAYERのジェフ・ハネマンの体型と頭髪の話になった。)
その後長らくの音楽仲間であるハネさんも発見して「泣きそうになった」などと話し、MACHINE HEADと日本の明るい未来を確認しあった。(興奮してわけ判らんこと書き始めてるなw)
 
このあとMACHINE HEADのサイン会を見学し、ドラマーのデイヴに「なんでスキンヘッドにしましたか?」と訊きたくて訊けず(いや、訊かんでいいんだがw)、そうこうしてるうち、HEAVEN AND HELLのお時間に。
 

HEAVEN AND HELL
 
ディオ様に対する感動は、去年も感じたから、まあ、とりあえずいいとして。
アイオミ様があ〜。
リフメイカーとして私的アイドルのひとりであるアイオミ様があ〜。
 
とは思ったんだが、アルバム「Heaven and Hell」がけっこう好きだったはずが、もう一連のMACHINE HEAD騒動で心のフットワークを全て使い果たしてしまったのだろう、"Die Young"でちょっとエキサイトしたものの、ね、眠さが……。
"Heaven and Hell"がいささか長くなりすぎていたので(好きな曲だけど)、電車混雑を避けるため、退散。
さっきセトリ調べたら、"Neon Knights"は最後にやったのか……(´・ω・`)

セトリ
 
こちらへ→http://plaza.rakuten.co.jp/jakeejapan/diary/200710200002/

 
過去、毎回フェスは楽しいけど、今回が一番楽しかったかな??
観たバンドの数は少ないけど、ほんっと精一杯心動かした、という達成感がある。
来年もやって〜(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
 

追記(OUTRAGE "Under Control of Law"の歌について)
 
以下、英語に興味ある人にだけ向けて。
あんまり書きたくないけど、ずっと思っていたので書くが、サビの、"Under control"ってのはさ、むりにひらがなにおこすとさ、「あんだーこんとろー」で、「こん」「と」「ろ」は(日本語的に言えば)3連拍なんですよ(英語的には2拍。"cont"1拍、"rol"1拍)。
でも、トリオだと、「あんだーこんとーろー」と、「とーろー」となるんだよね、でも英語的にはあり得ないんですよ、なぜなら"control"だから、日本語だと「こんと」と"t"のあとに「お」が入っても、英語では"t"だから母音は入らないでしょ、だからそこで「とー」と伸ばされると、とっても気になるんだよね、でも橋本さんは"t"のあと母音あんまり入れずに、"cont"1拍、"rol"1拍でちゃんと発音するんだよね。
あんまりこういうこと書きたくないのだが、気になってたんだよ〜、ずっと(泣)。