龍は眠る

宮部みゆきの小説にありますが。
 
今回は小説の話でなく、何となく、思ったことをつらつらと。
 
女性用人生相談掲示板をふたつ覗いているのですが(相談するためではないw)、そのふたつともでそれぞれ違う人が暴れていて、「おいおい」と思っているところです。
 
ひとつは早とちりで取り乱し、まあそれは誰でもあることだけど、自分で考えずにすぐぽんぽん相談して、「ここ数日のログ見てみろや、おまえの書き込みばっかやろ!」って感じ。
が、無邪気と言えば無邪気な人で、ま、収束すりゃ大丈夫か、って感じ。
 
もうひとつの掲示板は、相談内容も「気性が激しいのう」という感じであったが、それへの現実的なアドバイスにキレ、反論しまくっている。
また、ひとつのスレで続けりゃいいのに、スレを乱立させる。
かなり辛い家庭環境に育った方らしく、不安が大変強いため、全てにおいて反応が過剰になっているぽい。
 
まあともかく。
 
ふたりとも、もちつけ、と。
 
前者の人はあまり深刻ではないけど、後者の人は厄介だな〜。
大変な状況を乗り越えてきたという実績は確かにあるようなのだが、そこにヘンなプライドを持っているので。
彼女の相談内容は、彼女の精神的不安定さから(しかもかなりな不安定)きているのがはっきり出ているのだけど、現実的対処法を指摘をするとキレる。
(つまり、「あなたはかわいそう」という共感レスしかいらねえってことかな。)
 
うーん、まあいいや。
ただ、「みんな暴れているな!」と思ったので。
かつては私も暴れる人でした、精神的にね。
ちょうどそういう時期、宮部みゆきの「龍は眠る」を読んで、本の内容とは関係ないけど、ほんとに自分の中に龍がいるような感じがしていました。そのくらい気性が激しかった。
 
でもこの3年くらいですっかりそういうのはなくなってしまいました。
本の題名は「龍は眠る」だけど、今は龍が眠ってるって感じでなく、それこそいるのか判らないくらい。多分いないと思う。
 
この変化が起ったのは多分、クリスマスイヴとかに、
「今日、社食の夕食にはクリスマスケーキがつくのよん。そうよん」
とかのんきに言っているおじさんたちのいるような職場に何年もいたからだろうw